【株式市場】ユーロ安の進行に懸念広がり終値で安値を更新

2011年9月12日 15:50

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

12日後場の東京株式市場は、前場に続きすべての業種別指数が値下がりしたまま底練り商状。ユーロ安・円高が東京市場で一時104円トビ台まで進み、夕方から欧・米と続く市場で104円突破の懸念が出た。

12日後場の東京株式市場は、前場に続きすべての業種別指数が値下がりしたまま底練り商状。ユーロ安・円高が東京市場で一時104円トビ台まで進み、夕方から欧・米と続く市場で104円突破の懸念が出た。[写真拡大]

■東証1部銘柄は約9%が高い

  12日後場の東京株式市場は、前場に続きすべての業種別指数が値下がりしたまま底練り商状。ユーロ安・円高が東京市場で一時104円トビ台まで進み、夕方から欧・米と続く市場で104円突破の懸念が出た。ソニー <6758> は09年2月以来の1500割れ寸前。なかで好業績銘柄や連想の働く銘柄などの一本釣り的な物色が続いた。東証1部の値上がり銘柄数は152銘柄(約9%)だった。

  日経平均は大幅続落のまま横ばいとなり、終値では年初来の安値を更新。14時に8520円97銭(216円69銭安)まで下落。大引けは8535円67銭(201円99銭安)。

  東証1部の出来高概算は、16億9391万株、売買代金は1兆710億円。1部上場1668銘柄のうち、値上がり銘柄数は152(前引けは116)銘柄、値下がり銘柄数は1451(前引けは1471)銘柄。

  また、東証33業種別指数は、前引けに続き全業種が値下がりし、値下がり率の低い方は、ガラス・土石、情報・通信、医薬品、卸売り、海運、陸運、空運、サービス、食料品、鉱業、小売り、など。

  一方、値下がり率上位は、証券・商品先物、鉄鋼、精密機器、不動産、ゴム製品、電気機器、輸送用機器、非鉄金属、保険、その他金融、その他製品、水産・農林、建設、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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