【引け後のリリース】トミタ電機は上期の赤字拡大を吸収可能と通期の黒字予想を継続

2011年9月6日 19:46

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■1株純資産からは大きく割安

  トミタ電機 <6898> は6日の大引け後、第2四半期決算(2~7月累計・上期)を発表。連結業績は、営業・経常・純損益とも、事前予想に比べて赤字が拡大したものの、通期の業績には吸収されると判断し、通期の業績予想は据え置いた。

■第2四半期の中国販売は順調

  同社は、フェライトコア、トランスなどの電子部品メーカー。第2四半期は、中国国内販売は順調に推移したものの、輸出向けの受注が減少するとともに、大幅な円高により、売上高が前年同期比2.3%減の7.97億円となり、営業損益は0.54億円の赤字(事前予想は0.52億円の赤字)となった。ただ、今1月期の予想は減額修正せず、据え置き、売上高を前期比13.0%増の18.11億円、営業損益を0.04億円の黒字、純損益は0.56億円の黒字、1株利益は8円51銭とした。

  株価は、第2四半期の1株純資産563円82銭との比較では大きく割安。薄商いの傾向があり、直近で売買が成立した日は9月5日の100円(その前の8月29日の終値比2円安)。4月以降は100円をはさみ、下に10円前後、上に20円前後の幅でもみ合う相場となっている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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