【外国為替市場展望:ドル・円相場】1ドル=76~77円台の小幅レンジを想定

2011年9月4日 11:01

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

【外国為替市場フューチャー:9月5日~9日のドル・円相場】

■8日のオバマ米大統領の演説などが焦点

  来週(9月5日~9日)のドル・円相場については、世界的なリセッション(景気後退)やソブリンリスクに対する警戒感、量的緩和策第3弾(QE3)に対する思惑、円売り市場介入への警戒感が交錯し、引き続き1ドル=76円台~77円台の小幅レンジでの展開が想定される。

  前週(8月29日~9月2日)のドル・円相場は、概ね1ドル=76円台後半~77円台前半の狭いレンジで小動きだった。週末9月2日に米8月雇用統計を控えていたうえに、リスク回避のドル売り・円買い圧力、QE3に対する思惑、円売り市場介入への警戒感などが交錯し、円高水準で膠着感を強めた。2日の海外市場では、重要イベントである米8月雇用統計で、非農業部門雇用者増加数が0万人と市場予想を下回ったため、一時1ドル=76円50銭台に上昇したが、その後は概ね1ドル=76円70銭台~80銭台の狭いレンジでモミ合う展開だった。米国市場の3連休を控えて様子見ムードも強めた。

  リセッションやソブリンリスクに対する警戒感が強い状況に変化はなく、ドル・円相場は、リスク回避のドル売り・円買い圧力、QE3に対する思惑、円売り市場介入への警戒感などが交錯し、円高水準で膠着感の強い展開が続いている。8月26日のバーナンキ米FRB議長のジャクソンホール・シンポジウムでの講演、9月2日の米8月雇用統計という重要イベントを通過しても、株式市場ほどには反応せず、結果的には大きな動きが見られない。次は8日のオバマ米大統領の景気・雇用対策に関する演説、20日~21日の米FOMC(連邦公開市場委員会)などが焦点となりそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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