【株式市場】今夜のNY株が気がかりで日経平均は7日ぶりに軟調

2011年9月2日 16:20

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

2日後場の東京株式市場は、軟調なまま模様ながめ。米国の金融緩和期待が製造業景況感指数の発表を受けて後退したため、今夜のNY株式の動向が気がかりの様子で、香港・上海株式の下落も手控え感を助長した。

2日後場の東京株式市場は、軟調なまま模様ながめ。米国の金融緩和期待が製造業景況感指数の発表を受けて後退したため、今夜のNY株式の動向が気がかりの様子で、香港・上海株式の下落も手控え感を助長した。[写真拡大]

■東証1部の値上がり割合は26%にとどまる

  2日後場の東京株式市場は、軟調なまま模様ながめ。米国の金融緩和期待が製造業景況感指数の発表を受けて後退したため、今夜のNY株式の動向が気がかりの様子で、香港・上海株式の下落も手控え感を助長した。ただ、業種別指数の値上がり業種は増え、前場の1業種から大引けは5業種が堅調。材料株の物色は活発で、東証1部の値上がり銘柄数は441銘柄(約26%)となった。

  日経平均は7日ぶりに軟調。後場は、寄りあとの8914円65銭(146円15円安)を下値に持ち直し、大引けは8950円74銭(110円06銭安)。

  東証1部の出来高概算は、17億1452万株、売買代金は1兆1301億円。1部上場1667銘柄のうち、値上がり銘柄数は441(前引けは303)銘柄、値下がり銘柄数は1049(前引けは1164)銘柄。

  また、東証33業種別指数は5業種(前引けは1業種)が値上がりし、値上り上位の業種は、情報・通信、電力・ガス、サービス、陸運、パルプ・紙。

  一方、値下がり率上位は、不動産、保険、その他金融、鉱業、電気機器、金属製品、機械、非鉄金属、輸送用機器、空運、ガラス・土石、銀行、小売り、などだった。などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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