【注目の決算発表】ピープルは2Q業績が上ぶれ着地し2日ぶりに商いが成立

2011年9月2日 16:20

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ピ-プル <7865> は2日、2日ぶりに商いが成立し8月31日終値に対して4円高の749円と小高く推移し、終値は変わらずの748円だった。同社は1日大引け後に開示した今1月期第2四半期(2Q)業績を上方修正し減益率を縮めている。

  2Q業績は、第1四半期発表時の6月予想値より売り上げが7200万円、経常利益が2700万円、純利益が1700万円それぞれ上ぶれ、純利益は、5100万円(前年同期比24%減)と減益率を縮めた。

  玩具市場は、5月以降に徐々に消費回復傾向が顕著となり、お人形・お道具の積極的な発売キャンペーンが売り上げ増に直結し、遊具・乗り物でも前期投入の新製品「公園レーサー」の受注増や今期の新製品「3~9自転車」のテレビCM効果が上乗せとなり、原料・人件費増を円高で吸収したことなどが要因となった。

  同社の業績開示方針は、次の四半期業績のみ予想するのを基本としており、第3四半期累計業績は、経常利益1億8500万円(前年同期比6%減)、純利益1億800万円(同13%減)と減益転換を見込んでいる。

  株価は、東日本大震災発生で年初来安値525円まで急落し、下げ過ぎ訂正で震災前の700円台を回復、やや値付き難のなかこの水準での小動きが続いた。実績PERでは13倍台と割安であり、下値切り上げ展開が想定される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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