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【話題株】ニチリンは単元株式数変更も業績減額の後遺症が残り反応は限定的
記事提供元:日本インタビュ新聞社
ニチリン <5184> は31日大引け後に単元株式数の変更を発表したが、今年8月3日、8日の今12月期第2四半期(2Q)累計業績、12月通期業績の相次ぐ下方修正の後遺症が残り、反応は限定的にとどまった。
単元株式数の変更は、投資しやすい環境を整えることで株式流動性の向上と投資家層の拡大を図ることを目的にしており、合わせて全国証券取引所が進めている「売買単位集約行動計画」に沿い株式単位の引き下げも行う。単元株式数は、10月1日を予定日に1000株から100株に変更する。
株価は、東日本大震災発生で335円安値まで150円安し、前12月期業績の黒字転換、今期業績の続伸予想で震災前水準の468円まで底上げしたが、2Q累計・12月通期業績の下方修正が続き、通期純利益が、4億5000万円(前期比48%減)と大幅減益転換することを嫌い、年初来安値まで再急落した。PERは6倍台、PBRは0.3倍と下げ過ぎを示唆しており、底値圏で強弱感の対立が激化しそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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