【話題株】液晶で統合新会社と伝えられた電機3銘柄はソニーに物色が集まる

2011年8月30日 17:37

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■値上がり率・売買代金とも日立・東芝を上回る

  液晶事業を統合し新会社を設立と今朝一部で報道された日立製作所 <6501> 、東芝 <6502> 、ソニー <6758> は30日、3銘柄とも堅調ながら値上がり率はソニーが一時5.0%高の大引け3.5%高と最も優勢になり、売買代金も3銘柄の中ではトップ。独自技術の有機ELやTFT液晶などとあわせた製品開発で最も優位との見方があり、次第に物色を絞り込む動きになった。

■31日に正式発表の観測が尾を引く

  ソニーは一時5.0%高の1720円(83円高)まで上げ、終値は3.5%高の1695円(58円高)。これに対し、東芝は一時3.6%高の344円(12円高)まで上げ、終値は2.1%高の339円(7円高)。日立製作所は一時2.5%高の416円(10円高)まで上げ、終値は1.2%高の411円(5円高)。また、東証1部の売買代金上位銘柄では、ソニーが6位に入り、東芝は8位、日立製作所は16位だった。

  事業統合については、各社とも午前中に、会社側の発表ではないとのIR開示を発表したが、観測報道では、明日31日にも正式に発表すると伝えられたため、引き続き注視されている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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