【チャート・ワンコメント】復興関連の鈴縫工業、値幅・日柄調整とも十分、出番待ち

■チャート・ワンコメント日足

　　低位で復興関連の鈴縫工業 <1846> の２４日（水）終値は８円高の１１０円。日足チャートは、震災後に買われ３月２４日につけた年初来高値１８７円からの調整場面。去る９日の９８円、そして２２日の９７円で二番底をつけた可能性が極めて強い。高値からちょうど１００円下げたことによる値ごろ感もある。

　　本社は日立市。３月に買われたときも茨城県地盤の建設会社ということで復興関連としての注目だった。当然、隣県・福島県での耐震工事等にも期待できそうだ。

　　２０１２年３月期の営業利益は従来予想を据え置き３億１０００万円（前期比３９．９％減益）の見通しながら、第１四半期（４～６月）の営業利益は１億１１００万円（前年同期は赤字７８００万円）を挙げている。今期予想は上回りそうだ。配当は年３円の予定。

　　３月高値からの調整は値幅、日柄とも十分。１０５～１０８円を仕込んで秋相場に備えるのがよいだろう。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）

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