【話題株】島忠は経常4割増益観測報道で割安株買いが再燃し反発

2011年8月23日 18:10

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  島忠 <8184> は23日、28円高の1807円まで上げて5円高の1784円と4営業日ぶりに反発した。23日付けの日本経済新聞で、同社の今8月期経常利益が、同社期初予想の157億8100万円を上回り、前期比4割増の163億円程度に上ぶれると観測報道されたことに反応して内需関連の割安株買いが再燃した。

  報道によると、8月期業績は、販促企画開催で家具の販売が伸びたほか、夏場の気温上昇で扇風機、すだれなどの季節商品、さらに東日本大震災後に防災商品や節電商品などの販売が好調に推移し、売り上げは、12%増の1600億円弱と同社予想を50億円強上回った。これに売上総利益率が、計画の33%に届かなかったものの、32.5%と前期比0.5ポイント改善したことが加わり、経常4割増益と上ぶれ業績につながったと分析された。

  株価は、大震災発生でつけた年初来安値1442円から四半期ごとの好決算に反応して水準を上げ、第3四半期の好決算では同高値2111円まで人気化したものの、世界同時株安の直撃で半値押し水準の1753円まで調整した。PER10倍台、PBR0.5倍の割安修正でリバウンド幅を拡大しよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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