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【株式市場】円相場が高止まりした場合の影響に懸念広がり主力株から軟調

22日後場の東京株式市場は、次第に弱含む展開。円相場は小動きのまま推移し、前週末の海外市場でつけた過去最高値(1ドル75円95銭)に向けて再騰する様子がなかった。[写真拡大]
■東証1部の値上り銘柄は2割にとどまる
22日後場の東京株式市場は、次第に弱含む展開。円相場は小動きのまま推移し、前週末の海外市場でつけた過去最高値(1ドル75円95銭)に向けて再騰する様子がなかったものの、高止まりを続けた場合、製造業を中心にダメージが広がるとの懸念から、日産自動車 <7201> が3月15日につけた年初来の安値をついに割り込み4.0%安、前場は堅調だった東芝 <6502> も3月16日につけた安値を割り込み0.6%安。円高阻止に向けた一段の金融緩和期待はあったものの、前場しっかりの不動産株も軟化。東証1部の値上がり銘柄数は340銘柄(約20%)だった。
日経平均は反落。後場はジリ安基調になり、大引けにかけて8619円21銭(100円03銭安)まで下げ、大引けは8628円13銭(91円11銭安)。
東証1部の出来高概算は19億6606万株、売買代金は1兆2049億円。1部上場1669銘柄のうち、値上がり銘柄数は340(前引けは691)銘柄、値下がり銘柄数は1231(前引けは797)銘柄。
また、東証33業種別指数は2業種(前引けは15業種)にとどまり、値上がりした業種は、パルプ・紙、電力・ガス、のみ。
値下がり率上位の業種は、鉱業、ゴム製品、輸送用機器、鉄鋼、石油・石炭、非鉄・金属、空運、機械、海運、ガラス・土石、証券・商品先物、電気機器、その他製品、その他金融、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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