【株式市場】米国の景気後退を懸念し自動車株など安く4日ぶり9000円割る

2011年8月18日 15:48

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

18日後場の東京株式市場は、全般弱含みでジリ安。米国でCPI(米消費者物価指数)などの発表が迫り、景気減速懸念から主力株を中心に模様ながめ気分を強めた。

18日後場の東京株式市場は、全般弱含みでジリ安。米国でCPI(米消費者物価指数)などの発表が迫り、景気減速懸念から主力株を中心に模様ながめ気分を強めた。[写真拡大]

■東証1部銘柄は約25%が高い

  18日後場の東京株式市場は、全般弱含みでジリ安。米国でCPI(米消費者物価指数)などの発表が迫り、景気減速懸念から主力株を中心に模様ながめ気分を強めた。前場で安値を更新したホンダ <7267> などに続き、後場は日産自動車 <7201> 、トヨタ自動車 <7203> 、マツダ <7261> が安値を更新するなど、自動車株の下げが顕著。東証1部の値上がり銘柄数は417銘柄(約25%)だった。

  日経平均は続落。後場は断続的に下値を切り下げる動きとなり、14時40分過ぎに8931円25銭(126円01銭安)まで下げ、大引けは8943円76銭(113円50銭安)。終値での9000円割れは、8月12日以来4日ぶり。

  東証1部の出来高概算は17億3937万株、売買代金は1兆1715億円。1部上場1669銘柄のうち、値上がり銘柄数は417(前引けは631)銘柄、値下がり銘柄数は1122(前引けは872)銘柄。

  また、東証33業種別指数は8業種(前引けは11業種)が値上りし、値上がり率上位の業種は、電力・ガス、医薬品、陸運、小売り、パルプ・紙、サービス、石油・石炭、情報・通信。

  一方、値下がり率上位は、機械、精密機器、ガラス・土石、輸送用機器、電気機器、不動産、鉱業、非鉄金属、化学、その他金融、保険、鉄鋼、金属製品、ゴム製品、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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