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【上方修正株】ヤオコーは超早期の業績上方修正に増配が加わり急反発
ヤオコー <8279> は15日、69円高の2646円まで上げて50円高の2627円と反発した。前週末12日大引け後に8月3日の今3月期第1四半期(1Q)決算の開示時に期初予想の据え置きとした第2四半期(2Q)累計・3月通期業績を、わずか7営業日後に超早期に上方修正し連続最高純益を伸ばし、さらに増配も同時発表したことが、内需関連の割安株買いを再燃させた。
業績修正のうち3月通期業績は、期初予想より営業収益を55億円、経常利益を5億5000万円、純利益を3億3000万円それぞれ引き上げ、純利益は、57億円(前期比10%増)と連続増益率を伸ばし前期の過去最高を更新する。
東日本大震災・原発事故、計画停電・電力供給制約の影響を、いち早い平時の売場回復で軽微にとどめ、1Q業績が、震災直後の飲料、食料品、防災用品の特需発生も寄与して大幅増益転換・高利益進捗したことを踏まえて上方修正した。
配当は、2Q・3月期末とも普通配当22.5円を25円に引き上げ、年間50円(前期は創業120周年記念配当12円を含めて57円)へ普通配当増配をする。
株価は、東日本大震災発生で年初来安値2101円と売られ、復興消費関連人気と今期続伸予想業績評価で震災前の水準を回復し、1Q好決算で同高値2746円まで買い進まれたが、世界同時株安のトバッチリで200円幅の急落となった。PER9倍台の割安修正に再発進しよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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