【チャート・ワンコメント】内需関連好業績のトシン、ＰＥＲ１０倍割れで仕込み場

■日足チャート・ワンコメント

　　トシン・グループ <2761> の１５日（月）終値は２１円安の１９７８円。日足チャートは、６月７日の戻り高値２２２０円からの調整場面。３月の震災時下げでつけた安値１８００円に対しては約１割上に位置する。

　　業績の好調なことが３月安値に対し上にある背景といえる。２０１１年５月期は３．９％増収、営業利益１８．８％増益。基本戦略の小口多数販売を徹底、専門部署を設置し需要拡大の見込める省エネ商品取扱に注力している。２０１２年５月期も１．６％増収、営業利益２．０％増益、１株利益２１２．１円の見通し。配当は年５２円の予定。

　　住宅用電設資材の卸。関東中心に２万社の工事業者へ供給する。今後、復興関係の需要にも期待できるだろう。株価が２０００円を割ったことでＰＥＲは９倍台と１０倍を割り、割安となってきた。マーケットに内需関連に対する見直しの動きもみられるだけに中期で仕込み場だろう。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）

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