ヒーハイスト精工:三位一体の体制が浸透、顧客対応力アップし市場回復背景に受注が大幅増加

2011年8月11日 15:27

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■今期業績を上方修正、営業利益(通期)倍増見込む

  ヒーハイスト精工 <6433> の12年3月期第1四半期業績は、市場拡大が続くスマートフォンやタブレット端末に向けた産業用機械、電子部品業界等の顧客ニーズへ、営業・技術・製造の三位一体による対応力が向上したことで受注が大幅に増加した。主力製品の直動機器(従来リニアベアリング)は、産業機器業界の市況回復を背景に前期後半の好調を維持した。

  利益面でも売上高の増加効果に加え、全社で取り組んだ生産性向上活動が浸透し利益増へ結び付いた。

  売上高468百万円(前年同期比16.8%増)、営業利益44百万円(同138.6%増)、経常利益46百万円(同152.2%増)、純利益40百万円(同285.0%増)。

  なお、退職慰労金支払に伴う生命保険解約により、解約返戻金174百万円を特別利益に計上した。また、第1四半期への計上額は26百万円。

■通期業績で2ケタ増収確保へ

  同社は、第1四半期業績開示に合わせて、5月11日に公表した12年3月期第2四半期ならびに通期の業績見通しを第1四半期実績ならびに受注状況を踏まえ上方修正した。

  第2四半期業績見通しは、売上高831百万円(前年同期比3.6%増)、営業利益65百万円(同41.2%増)、経常利益68百万円(同48.2%増)、純利益157百万円(同465.2%増)に修正し、また、12年3月期通期業績見通しは、売上高1,777百万円(前期比11.0%増)、営業利益149百万円(同110.4%増)、経常利益150百万円(同107.1%増)、純利益204百万円(同429.0%増)。1株当たり利益32.7円(同5.3倍)に修正した。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
行き過ぎも相場なり(常識水準で収まるか)=犬丸正寛の相場格言(2011/04/04)
相場賢者はよく聞き、相場下手は語る=犬丸正寛の相場格言(2011/03/11)
プロの記者が急騰銘柄を徹底予想!日刊株式投資情報新聞(無料)メルマガ登録受付中!(2011/06/08)
犬丸正寛の相場格言~データでは説明できない先人の知恵をもとに株式投資で大成功~(2011/08/10)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事