【話題株】キリンホールディングスは出来高急増で下げ止まり2番底の期待

2011年8月9日 18:48

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■偶然か大震災直後の安値と同水準で持ち直す

  キリンホールディングス <2503> は9日、後場寄り後の949円(43円安)を下値に持ち直す相場となり、終値は968円(24円安)。6日続落。ただ、6日目の本日は、偶然かどうか、大震災の直後につけた安値950円(3月15日)とほぼ並ぶ水準で下げ止まり、出来高も大震災の直後の安値形成日以来の高水準になった。このため、テクニカル観測では2番底をつけた可能性があると注目されている。「ダブルボトム」(2点底)形成となれば、業績好調のため買い安心感が広がる。

■ノンアルコール「フリー」9月から米国でも展開

  5日に発表した第2四半期決算(1~6月・上期)は、営業利益が前年同期比21.7%増の約728億円となり、上期としては過去最高になった。9月下旬からは、ノンアルコールの「キリン フリー」の海外展開を開始し、ロサンゼルスなどのアメリカ西海岸でテスト販売を実施。米国ははモータリゼーションが最も発達した地域のひとつであり、市場調査の結果、ノンアルコール・ビールテイスト飲料の需要があり、その後の本格展開を検討する。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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