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【注目の決算発表】日本電工は業績上方修正も利益確定売り止まらず急反落
日本電工 <5563> は5日、28円安の485円まで下げて18円安の495円と急反落した。4日大引け後に今12月期第2四半期(2Q)決算の開示に合わせて、その2Q業績と12月通期業績の上方修正を発表、減益転換率を縮小したが、全般相場がなおきょうの安値近辺で推移していることから反応はなく、利益確定売りが止まらない。
業績修正のうち12月通期業績は、売り上げを期初予想の据え置きとしたが、経常利益を12億円、純利益を6億円それぞれ引き上げ、純利益は、52億円(前期比13%減)とした。2Q業績が、1~6月の中国の粗鋼生産が、過去最高となったことなどから、高炭素フェロマンガンの販売が拡大し、一部製品の販売価格が計画以上に推移したことなどが、上方修正要因となった。
株価は、東日本大震災発生でつけた年初来安値369円からリチウムイオン電池人気で底上げ、今期第1四半期の好決算で576円の戻り高値をつけ、500円台固めを続けてきた。PERは10倍台と下げ過ぎを示唆しており、下値では材料株人気の再燃も期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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