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資生堂の第1四半期は海外15.8%増加し国内も2.6%増加
■円高は逆風だが第2四半期の売り上げ予想を増額修正
資生堂 <4911> は29日の大引け後、第1四半期決算(4~6月)を発表。売上高が前年同期比7.9%増の1572.9億円となり、営業利益は、国内外での売り上げ増加効果に加え、前年同期に発生した米国ベアエッセンシャル社のグループ化にともなう一時的な原価増が正常化したことなどから、同約2.7倍の90.6億円となった。
■国内化粧品も1.3%増加
国内化粧品の売上高は同1.3%増加。一方、連結売上高を世界の地域別でみると、国内が同2.6%増、米州が同42.4%増、欧州が同6.1%増、アジア・オセアニアが同5.9%増。国内を除く海外売上高は同15.8%増(為替換算しない各地通貨ベースでは同25.9%増)となった。
こうした推移を受け、第2四半期(4~9月累計)の予想売上高を、為替が想定よりも円安に推移したことなどから20億円増額修正し、3360億円(前回4月段階の予想は3340億円)とした。ただ、純利益の予想は、税金費用の見積もり差などにより30億円減額し70億円とした。3月通期の予想は変更なし。
■海外戦略は計画上回るとの見方も
同社は、4月から10年間のロードマップの第2フェーズとなる「成長軌道に乗る」新3カ年計画を推進。この計画では、グローバル化の加速と国内化粧品事業の活性化を最優先課題として、「グローバルメガブランド戦略」、「アジアブレイクスルー戦略」、「ニューフロンティア戦略」、「カスタマーファースト戦略」という4つの成長戦略に取り組んでいる。調査筋の中には、これらのうち、グローバル化の加速については計画を上回るのではとみる向きもある。
株価は5月から戻り基調をみせ、5月10日の1320円を下値に、7月4日には1558円の戻り高値をつけた。29日の終値は1480円(10円安)。このところの円高基調は逆風ながら、戻り高値からの下げは78円にとどまっている。決算は好調なため、円高が止まれば戻り高値に再挑戦のコースに転換する可能性がある。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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