【注目の決算発表】MonotaROは株式分割を追撃材料に高値更新

2011年7月29日 19:33

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  MonotaRO(モノタロウ) <3064> は29日、100円高の1870円まで上げて61円高の1831円と急反発し、7月26日につけた年初来高値1850円更新した。

  前日28日大引け後に今12月期第2四半期(2Q)累計決算とともに発表した株式分割が、今年7月19日の今期業績の上方修正に続く追撃材料になって権利取りの買い物を再燃させた。

  株式分割は、投資しやすい環境を整えるため、投資額を引き下げ、株式の流動性を高め、投資家層を拡大することを目的にしており、8月15日割り当てで1株を2株に分割する。

  一方、2Q業績は、19日の上方修正通りに前年同期比26%増収、72%経常増益、69%純益増益と続伸した。

  ダイレクトメールによるチラシ発行、インターネット広告など積極的なプロモーションで既存顧客の離脱防止と新規顧客獲得を進め、利益率の高いプライベートブランド商品や輸入商品の販売が好調に推移したことが寄与した。

  12月通期業績は19日の上方修正値に変更はなく、純利益は11億500万円(前期比47%増)と続伸を見込んでいる。

  株価は、19日の業績増額で年初来高値まで200円高してスピード調整をした。権利取りで再現思惑を高めよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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