【注目の決算発表】明星電気は業績増額・増益転換で極低位割安株買いが再燃し急続伸

2011年7月29日 19:19

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  明星電気 <6709> は29日前場、9円高の94円と急続伸し、東証2部値上がり率ランキングでは第1位に躍り出た。28日大引け後に今3月期第2四半期決算の開示と同時に、3月通期業績の上方修正を発表、期初の減益転換予想が増益転換することが東日本大震災の復興特需思惑を再燃させ、極低位値ごろの割安株買いを拡大させた。

  3月通期業績は、期初予想より売り上げを21億円、経常利益、純利益をそれぞれ6億2000万円引き上げ、純利益は、14億円(前期比30%増)と増益転換する。

  期初に未確定であった震災復興対策の第一次補正予算関連の地震計、津波観測装置の復旧整備などが、気象庁関連事業として具体的になり、詳細な仕様や金額はまだ確定していないが、現時点で可能な範囲で業績に織り込み上方修正した。

  株価は、大震災発生で年初来安値50円まで急落したが、復旧・復興関連思惑や前期業績の上方修正などで同高値105円まで倍化、3分の1押し水準でもみ合っていた。収益水準は低いが、株価も極低位に位置しPERは8倍台と割安である。高値キャッチアップへ再発進しよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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