コマツは利益確定売りが先行して反落、下値では引き続き強弱感が対立

2011年7月29日 12:44

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  建設機械のコマツ <6301> は、49円安の2403円まで下げて反落している。前日28日大引け後に今3月期第1四半期(1Q)決算を発表、営業利益が続伸し7月26日の観測報道値をクリアしたが、前日の米国市場で同社ADR(預託証券)が、東京市場の終値に対して28円安(円換算値)で引けたこともあり利益確定売りが先行している。金融引き締めの影響で中国向けの建設機械・車両は減収となったが、日本、北米で回復、インドネシア、ロシア、中南米などの資源開発向けに鉱山機械が続伸し、販売価格と製造原価の改善に継続的に取り組んだことが好決算につながった。PERは11倍台と割安であり、下値では引き続き強弱感が対立するだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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