【株式市場・この1週間】7月8日以来の1万100円台を回復

2011年7月23日 19:13

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■株式市況を振り返って(7月18日~22日の株式市場の動き)

★週末7月22日の日経平均株価の終値は1万132円11銭

  3連休明け7月19日は、日経平均株価が前週末(15日)比84円75銭(0.85%)安で反落、TOPIXが前週末比5.61ポイント(0.65%)安で反落した。前日18日の米国株式市場では、米連邦債務上限引き上げ問題や欧州ソブリンリスク拡大に対する警戒感が強まり、ダウ工業株30種平均株価が前週末(15日)比94ドル57セント下落した。この流れを受けて日経平均株価は、前週末比52円97銭安と売り先行でスタートした。外国為替市場で円が高止まりしていることも嫌気された。寄り付きの売り一巡後は前日比28円75銭安まで下落幅を縮小する場面もあったが、午後には株価指数先物取引が主導する形で再び下落幅を広げた。結局この日の安値引けとなり、終値では7月1日以来の9900円台割れ水準となった。セクター別には輸出関連や半導体関連の下落が目立ち、東証1部市場の売買代金は1兆289億円と低調だった。

  20日は、日経平均株価が前日比116円18銭(1.18%)高で反発、TOPIXが前日比6.91ポイント(0.81%)高で反発した。前日の米国株式市場は、米IBMなど好調な企業決算、6月住宅着工件数の予想以上の増加、米連邦債務上限引き上げ問題の協議進展に対する期待感などで、ダウ工業株30種平均株価が前日比202ドル26セント高と大幅反発した。これを好感して日経平均株価も、前日比118円28銭高と買い先行でスタートし、寄り付き段階で1万円台を回復した。その後、株価指数先物取引が主導する形で一時は153円03銭高まで上昇幅を広げたが、次第に上値が重くなった。午後に入ると、外国為替市場でやや円高方向に振れたこともあり、前日比96円61銭高まで上昇幅を縮小するなど、1万円を挟むレンジでモミ合う展開となった。米インテルの決算発表を控えて様子見ムードが強まり、中国・上海株式市場がやや軟調だったことも影響した。ただし終値では7月11日以来となる1万円台を回復した。セクター別には、日経平均株価への寄与度の高い銘柄群の上昇が目立った。東証1部市場の売買高は9833億円と1兆円を割り込んで低調だった。

  21日は、日経平均株価が前日比4円49銭(0.05%)高で小幅続伸、TOPIXが前日比0.55ポイント(0.06%)安で小幅反落した。前日の米国株式市場は利益確定売りが優勢となって小幅に下落したが、日経平均株価は前日比14円04銭高と買い先行でスタートした。しかし、ユーロ圏緊急首脳会議を控えて様子見ムードも強く、積極的に上値を追う動きは見られず、1万円近辺でのモミ合い展開となった。外国為替市場のドル・円相場で1ドル=78円台後半の円高水準だったことも弱材料だった。米インテルの4~6月期決算と、その後の時間外取引での株価の下落の影響は限定的だった。午後に入ると、中国7月製造業PMI速報値が低水準だったことや、中国・上海株式市場が軟調だったこともあり、前日比31円90銭安まで下落幅を広げる場面もあった。しかし大引けにかけて、株価指数先物取引が主導する形で前日比プラス圏に転じ、結局は小幅ながらも続伸して取引を終了した。セクター別には低位材料株への物色が目立ち、日経平均株価への寄与度が高い銘柄群が指数上昇を支えた形である。

  22日は、日経平均株価が前日比121円72銭(1.22%)高で大幅に3営業日続伸、TOPIXが前日比8.70ポイント(1.02%)高で反発した。前日の米国株式市場では、ダウ工業株30種平均株価が前日比152ドル50セント高と大幅上昇した。米7月フィラデルフィア地区連銀景況指数の予想以上の改善、好調な企業業績、ユーロ圏緊急首脳会議でのギリシャに対する第2次支援策合意などを好感し、米連邦債務上限引き上げ問題での協議進展に対する期待感も高まった。これを受けて日経平均株価は前日比86円50銭高と買い先行でスタートした。寄り付きの買い一巡後は週末要因などで膠着感の強い展開となったが、午後に入るとアジアの主要株式市場の上昇も支援材料となり、株価指数先物取引が主導する形で前日比138円79銭高まで上昇幅を広げた。結局この日の高値圏で取引を終了し、終値では7月8日以来となる1万100円台を回復した。セクター別には、メガバンクなど金融関連の上昇が目立ち、日経平均株価への寄与度の高い銘柄群が指数を押し上げた。

  なお22日の米国株式市場では、ダウ工業株30種平均株価が前日比43ドル25セント(0.34%)下落、S&P500株価指数が前日比1.22ポイント(0.09%)上昇、ナスダック総合株価指数が前日比24.40ポイント(0.86%)上昇となった。ダウ工業株30種平均株価については、前日の大幅上昇で利益確定売りが出やすい状況だったうえに、建機大手の米キャタピラーの4~6月期決算で1株利益が市場予想を下回り、大幅安となって指数を押し下げた。ナスダック総合株価指数については、半導体大手の米アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)の売上見通しが好感されるなど、半導体関連が上昇した。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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