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サントリー、インドネシアに参入 現地企業と合弁
サントリーホールディングスは15日、インドネシアの食品・飲料企業「ガルーダフードグループ」とインドネシアで清涼飲料事業を行う合弁会社を設立することで合意したと発表した。成長性が高いインドネシア市場で事業基盤を固め、将来的にはサントリーブランドの展開も図る計画。
ガルーダフードグループは、新設する合弁会社に清涼飲料事業を移管し、サントリーが新会社の株式を51%取得する。新会社の詳細については、ガルーダフードグループとの協議で決定するという。
ガルーダフードグループは、清涼飲料事業では「オッキー」「マウンティー」などの有力ブランドを持ち、カップ入りゼリー飲料とカップ入り茶飲料ではトップシェアを持つ。2010年の売上高は約422億円。
サントリーは、同社のインドネシアにおけるマーケティング力、生産、物流、販売網などとのシナジー効果でインドネシア全域での積極的な事業展開が可能であると判断し、今回の合弁会社設立を決定したと説明している。
サントリーは、ガルーダフードグループの販売・物流業務を手掛ける「PT Sinar Niaga Sejahtera(シナール ニヤガ セジャタラ)」の株式も34%取得する。
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