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【外国為替市場展望:ユーロ・円相場】ギリシャ金融支援問題の動向が焦点
【外国為替市場フューチャー:ユーロ・円相場=6月20日~24日】
■方向感が出にくい可能性高い
来週(6月20日~24日)のユーロ・円相場については、ギリシャ金融支援問題の動向次第だろう。要人発言などを受けて悲観論と楽観論が交錯する状況が続いているだけに、方向感が出にくい可能性が高いだろう。
前週(6月13日~17日)のユーロ・円相場は、14日のユーロ圏財務相会議で問題解決に向けた具体策に進展がなく、関係各国の姿勢の相違やギリシャ国内の混乱などで、デフォルト(債務不履行)の可能性が警戒され、一時は1ユーロ=113円70銭台に円が上昇した。ECB(欧州中央銀行)による追加利上げに関して、材料出尽くし感が広がったこともユーロ売りにつながっている。
前週末17日の独仏首脳会談では、問題解決に向けて協調して取り組むことが確認され、ユーロを買い戻す動きにつながったが、当面は19日~20日のユーロ圏財務相会合、23日~24日のEU首脳会議で、ギリシャ金融支援策について具体的な進展が見られるかが焦点だろう。21日実施見通しのギリシャ新内閣に対する信任投票も注目されるだろう。
さらに、アイルランド、ポルトガル、スペインなどの財政不安問題再燃に加えて、17日に米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスが、イタリアの長期債務格付けを引き下げ方向で見直すと発表しただけに、これに対する反応にも注意が必要だろう。リスク回避の円買い圧力が増す可能性も想定されるが、ギリシャ金融支援問題に対する警戒感が後退し、ECBによる7月利上げの可能性が高まれば、ユーロが強含みとなる可能性もあるだろう。
来週の注目スケジュールとしては、国内では20日の4月景気動向指数CI改定値、5月貿易統計、コンビニエンスストア売上高、22日のスーパーマーケット売上高、24日の5月企業向けサービス価格指数などがあるだろう。
海外では19日のユーロ圏財務相非公式会合、20日のユーロ圏4月経常収支、独5月生産者物価指数、トリシェECB(欧州中央銀行)総裁が欧州議会経済金融委員会で証言、ユーロ圏財務相会合、EU財務相理事会、21日の独6月景気期待指数、米5月中古住宅販売、米週間チェーンストア売上高、米FOMC(連邦公開市場委員会)(22日まで)、22日のユーロ圏4月鉱工業受注、米4月住宅価格指数、米住宅ローン借り換え申請指数、米FOMC(声明発表)、バーナンキ米FRB(連邦準備制度理事会)議長の記者会見、23日のユーロ圏6月総合PMI・製造業PMI・サービス部門PMI速報値、EU首脳会議(24日まで)、米5月シカゴ連銀全米活動指数、米5月新築1戸建て住宅販売、米新規失業保険申請件数、24日の独6月IFO業況指数、EU首脳会議、米5月耐久財受注、米第1四半期企業利益、米第1四半期GDP確報値などがあるだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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