【銘柄診断】島精機製作所は中国などの人件費高騰でコンピュータ編機が伸びる

2011年6月1日 19:27

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  島精機製作所 <6222> は5月9日の年初来高値2340円からの調整場面だが、利食い売りが順調に消化されつつあり、売り一巡から再騰に転じつつある。

  前2011年3月期は売上げ427億円(前々期368億円)、営業利益59億700万円(同6億5100万円)と大幅増収益を達成。今2012年3月期も売上げ550億円(前期比29%増)、営業利益80億円(同35%増)と衰えない増収益基調が高い評価を集めつつある。

  欧米における衣料品消費が回復したことや新興国の消費拡大により、世界各地でニット製品の生産高が増加し、設備投資が回復するなど経営環境が好転してきたことが背景。主力の中国市場では、人件費高騰と若年労働力の不足などを背景に手動式横編機からコンピュータ横編機への転換が加速している。

  特に、今年の2月に発売した新機種「SSR」は生産効率とコストパフォーマンスの高さが好評を得て、大きく売上げを伸ばしている。中国、香港を中心とする東南アジア市場でも人件費の高騰などから生産性の高いコンピュータ横編機への転換が加速している。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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