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【銘柄診断】双日はエネルギー部門の好調などで今3月期は期中に増額の公算も
双日 <2768> は震災後3月24日に170円の戻り高値をつけたが、そこからは整理色を強めるさえない足取りとなっている。
前2011年3月期は純利益160億円と前々期比82%の大幅増益を確保したが、今2012年12月期は純利益160億円と前期比横ばいにとどまることで、嫌気売りが先行する展開になっている。
今3月期を最終年度とする中期経営計画「Shine2011」では、従来今3月期250億円の純利益が想定されていただけに、計画値引き下げで目標頓挫という見方から失望ムードが広がっている。
ただ、資源高という総合商社にとっては願ってもない状況下での弱い見通しとあって会社側の数字はかなり保守的と思われ、期中での増額修正の可能性が強い。
新興国の成長を背景とする石炭の需要増、権益拡大の効果などにより、エネルギー・金属で増益が続くほか、ロシア、ベネズエラ、東南アジアなどの自動車事業を中心に機械も増益基調を維持する見込みで、増益は来期以降も引き継がれる可能性が強い。PBR0.5倍の水準にまで下げてきただけに、買いゾーンに入っていると思われる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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