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【銘柄診断】日本調剤は連続最高純益に後発薬再編でディフェンシブ株人気へ
日本調剤 <3341> は、70円安の3030円と反落している。連休中の2日大引け後に3月期決算を発表、前期は、今年4月27日の上方修正通りに過去最高純利益を更新して着地し、今期も続伸を予想、さらに連休中には後発医薬品業界の再編が伝えられていた。
業界再編は、後発薬世界最大手のイスラエルのテバ社が、米国でセファロン社を買収したほか、日本国内でも業界第3位の大洋薬品工業(名古屋市)を買収する方針を固めたと観測報道された。
日本調剤の3月期業績は、前々期比14%増収、40%経常増益、29%純益増益と続伸した。主力の調剤薬局事業で直営店舗42店舗を新規出店(閉局2店舗)したほか、調剤子会社4社を取得、医薬品製造販売事業でも、後発医薬品子会社の自社製造の製品初出荷を実現、営業損失がほぼトントンまで縮小したことなどが寄与した。
今期も、調剤薬局の新規出店を安定継続して続伸、純利益は25億3700万円(前期比39%増)と連続の過去最高更新を予想している。
株価は、前期第3四半期の好決算評価でつけた年初来高値3515円から東日本大震災発生で同安値2120円まで急落し、連休前の前期業績増額で1000円幅のリバウンドを演じた。PERは8倍台と割安で、ディフェンシブ株人気を高めよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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