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【銘柄診断】シマノは業績一部下方修正も悪材料出尽くし感を強め反発
★売り方の買い戻しを交え買い再燃
シマノ <7309> は27日、55円高の4265円と4営業続落した。26日大引け後に今12月期第1四半期決算の開示に合わせて、今期第2四半期(2Q)累計・12月通期業績の一部下方修正を発表したが、連続増益率が縮まる程度にとどまったことから悪材料出尽くし感を強め売り方の買い戻しを交え買い再燃となっている。
同様に前日に業績下方修正したキヤノン <7751> が、きょう大幅反発していることにも連動性を強めている。
業績修正は、2Q経常利益を期初予想より5億円、純利益を20億円引き下げたほか、12月通期業績を売り上げ、経常利益を期初予想の据え置きとしたものの、純利益を20億円引き下げて200億円(前期比15%増)とした。
アジアを中心とした新興国の堅調な景気拡大を背景に国内景気の持ち直しが期待されるが、東日本大震災の影響で国内経済の混乱が懸念されるとして下方修正した。
株価は、大震災発生で年初来安値3565円まで急落したが、大震災後の為替相場が、急速な円安・ユーロ高となったことや大震災被災地での自転車需要拡大などを手掛かりに年初来高値4325円まで逆行高し高値もみ合いを続けてきた。投資採算的に割安感は小さく、為替相場の動向や株不足が続く信用好需給次第の展開が続こう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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