【銘柄診断】クリナップは工場が再開、復興需要増でキッチンが品不足の状況に

2011年4月23日 12:32

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  クリナップ <7955> は大地震により大幅安に売り込まれたが、その後も株価修復が進まない状況に置かれている。

  3月25日にこれまで5円(年間配当金は10円)としていた前2011年3月期末配当について、東日本大地震の業績への影響等が極めて不透明な状況にあるため、現時点では未定とすると発表した。ここらあたりが今2012年3月期業績の不透明感につながり、株価の重石になっているようだ。

  大地震により操業を停止していた福島県いわき市の工場が4月11日から一部復旧の完了した工程から順次操業を再開している。また震災復旧にからむ被災地での住宅建設が本格化しているためキッチンが品不足の状態にあるとされ、むしろ今2012年3月期は震災特需が業績押し上げ要因になることも考えられそう。PBR0.5倍まで落ち込んだ株価は反転のタイミング模索の局面に入ったと見てよさそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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