【銘柄診断】エイブルCHINTAIは続落も2Q期末接近で好利回り買い余地

2011年4月20日 20:16

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

エイブルCHINTAIホールディングス<3272>(JQS)は20日、7円高と反発する場面もあったが、終値は3円安の445円と3日続落した。4月期・10月期決算会社の第2四半期(2Q)・通期期末接近で、同配当利回りランキングの上位にランクされている同社株に2Q配当取りの買い物が底流しており、2Q業績の上ぶれ期待もフォローしている。

エイブルCHINTAIホールディングス<3272>(JQS)は20日、7円高と反発する場面もあったが、終値は3円安の445円と3日続落した。4月期・10月期決算会社の第2四半期(2Q)・通期期末接近で、同配当利回りランキングの上位にランクされている同社株に2Q配当取りの買い物が底流しており、2Q業績の上ぶれ期待もフォローしている。[写真拡大]

  エイブルCHINTAIホールディングス <3272> は20日、7円高と反発する場面もあったが、終値は3円安の445円と3日続落した。4月期・10月期決算会社の第2四半期(2Q)・通期期末接近で、同配当利回りランキングの上位にランクされている同社株に2Q配当取りの買い物が底流しており、2Q業績の上ぶれ期待もフォローしている。

  同社は、エイブルとCHINTAIが経営統合し、昨年11月に共同持株会社として上場され、今期配当は、上場後の12月に設立記念配当4円も含め2Q11円、期末11円の22円と予想された。東日本大震災後に配当を未定とするなど配当修正銘柄が続出しているが、同社は、大震災後の3月17日に今期第1四半期(1Q)決算を発表、12月の配当予想を据え置いており、まず配当修正懸念はない。しかもこの決算発表時に共同持株会社設立のための株式移転で1Qに約54億円の負ののれん益が発生、2Q・10月通期業績にはすでに織り込み済みとしたが、業績上ぶれ期待にもつながっている。

  株価は、自己株式立会外買付取引(買付価格387円)をテコに上場来高値550円をつけ、大震災発生で年初来安値303円まで売られたが、1Q決算評価で3分の2戻しまでリバウンドした。PERは3倍台と超割安で、年間配当利回りも4.8%となるだけに、配当付き最終日に向け最高値キャッチアップも想定される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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