【銘柄診断】ウイン・インターナショナルは薬価改定が無く今期増益転換が有力

2011年4月18日 18:19

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ウイン・インターナショナル <2744> は東日本大地震に伴う全般の下げに連動して年初来安値圏に売り込まれたが、そこからの回復力は弱い。

  前2011年3月期は薬価引き下げなどが響き、売上げ290億円(前々期比3%減)、営業利益13億9800万円(同9%減)と減収益となった模様で株価浮揚の足かせになっている。ただ、2011年は薬価改定が行われない年に当たるため環境は好転する。

  同社は心臓カテーテルやペースメーカーなどの医療用機器・医療用消耗品を販売している。特に狭心症、心筋梗塞などの心臓病関連に特化しており、心臓カテーテルでは全国トップのシェアを誇る。

  心臓カテーテルなどは高齢化社会の到来で市場そのものが拡大するものと予想されており、中期的な展開力は大きい。薬価引き下げが無い今2012年3月期は増益転換が有力視されており、これまで評価されていない分見直し買いを誘い込む可能性が強いと思われる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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