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【銘柄診断】富士フイルムホールディングスは好業績が続き低評価打破の動きも
記事提供元:日本インタビュ新聞社
富士フイルムホールディングス <4901> は東日本大震災を契機とする全般安に追随、以後も安値圏で低迷して、いっこうに株価修復の動きが見られない。
液晶ディスプレイ用フィルムなどのディスプレイ材料事業、医療用画像などのメディカルシステム・ライフサイエンス事業、デジタル複合機をシステム化したドキュメント事業などが業績を牽引し、前2011年3月期は営業利益1400億円(前々期421億円の損失)と様変わりの業績向上となった。
また子会社の富山化学工業がインフルエンザ治療薬「T―705(開発番号)」を日本で製造販売承認を申請した。国内で5番目のインフル薬だが、既存薬とは異なる作用の仕組みを持っており、既存薬では効きにくくなる耐性ウイルスに対する効果があり、競争力の高い新型薬と期待されている。
3月30日の発表後もさしたる評価は集めていないが、中期的にはそれなりに株価を支援していく要因である。PBRは0.7倍にとどまっており、グローバルな実力株として評価はあまりにも低いと思われる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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