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【銘柄診断】武田薬品工業は2010年問題抱えるが、高利回りが下値支える
記事提供元:日本インタビュ新聞社
武田薬品工業 <4502> は年初来安値水準から引き戻した後の値固め場面。
同社にとっての最大の問題は米国で大型薬品が特許切れとなる2010年問題。2009年に米国で特許切れとなったブレバシド(「国内名タケプロン」)の売上げダウンが前2011年3月期の売上げ低迷の要因になっているほどにその影響は大きい。
そして最大の問題は2010年3月期の決算で売上げ3833億円、全体の売上げの26%を占める糖尿病治療薬「アクトス」の米国特許満了が2011年に訪れること。後発薬品に席巻される影響が本格化する2013年3月期は収益の大幅ダウンは避けられない。
それゆえに株価は2007年の84320円からほぼ一貫して低下してきている。同社の場合配当利回り4.6%という高さが下値を支えるだけに、基本的に深押しはないと思われる。だからといって当面株価上昇の手がかり材料も見当たらず、今のもみ合いの動きを大きく離脱することは難しそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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