【銘柄診断】東邦亜鉛さらなる増額に期待強い、豪子会社の寄与で来期は大幅増益へ

2011年3月24日 13:23

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  東邦亜鉛 <5707> が見直し人気を集めて強調。3月18日に今2011年3月期の業績予想を増額修正したことがきっかけ。

  LME(ロンドン金属取引所)の鉛相場が当初の想定に近い水準で推移している上、需要も堅調だったとして、今3月期の営業利益についてこれまでの予想の65億円を80億円(前期は約83億円)に修正した。

  もっとも、2月8日の今2011年3月期の第3四半期累計決算では、営業利益73億円を確保したにもかかわらず通期の65億円の見通しを据え置いたことが不自然だったとも言える。今回の修正についてもなお保守的と見るアナリストも多く、最終的には増益確保の可能性もありそう。

  3月22日には国内の鉛建値がキログラムあたり255円から269円へ5%アップ、国内需要は堅調に推移している。また、オーストラリアの鉱山子会社の開発が始まり収益寄与となることで来2012年の営業利益は大幅増益の可能性が強く、株価もそこらあたりを先見し始めているようだ。PBR0.8倍台という割安さは着実に訂正されていく方向が予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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