【銘柄診断】マスプロ電工は期末大幅増配が配当利回り買いを誘い4連騰

2011年3月2日 20:21

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  マスプロ電工 <6749> は2日、48円高の876円まで上げて、35円高の863円と変わらずを挟み4営業日続伸した。1日大引け後に今3月期期末配当の大幅増配を発表、好配当利回り買いを誘発しており、今年1月の今3月期業績の再上方修正を見直し、低PER修正の値幅効果も期待されている。

  期末配当の増配は、1月の再上方修正通りに今期業績が大幅続伸、純利益が33億円(前期比3.3倍)を達成する見込みとなっていることから実施する。期初予想の普通配当8.5円に特別配当16円を上乗せして24.5円とし、年間配当は32円(前期実績21円)に増配する。

  株価は、昨年11月に発表された株式売り出し(売り出し価格680円)を嫌って上場来安値622円まで急落、1月の業績再増額で窓を開けて急伸し800円台を回復した。なお配当利回り3.6%、PER4倍台の割り負け訂正が続こう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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