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【注目銘柄】日特建設は仕手介入への思惑が刺激材料になり先回り買いが膨らむ
■復配株特有の人気にも期待
日特建設 <1929> は本日2日こそ小反落しているが、1日には昨年来高値77円を示現するなど低調な建設株の中にあって異彩高の様相だ。
2月8日に発表された今2011年3月期第3四半期累計決算の売上げは313億円と前年同期比17%ダウンしたが、営業利益は1億3100万円(前年同期は1億5900万円の損失)と黒字を確保した。
公共建設投資の削減、受注競争の激化、採算を重視した選別受注などが売上げ低調の要因だが、選別受注による利益率の改善、経費削減などにより利益が回復した。
専門工事を得意とする建設会社としての特色を活かし今3月期通期でも売上げは538億円と前期比8%減少するが、営業利益は17億7000万円と7%の増加を見込んでいる。
有力仕手筋介入をきっかけに2003年には817円まで急騰した実績がある。市場では、ここきて再び有力仕手筋が動き出したとの見方が流れており、その有力候補として思惑買いの矛先が向かっている面もある。今期には復配が有力となっており、復配株特有の人気も期待される。遅れてきた低位仕手株として、なお人気化が期待できそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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