【銘柄診断】パシフィックネットは中古パソコンのアジアでの販売拡大を狙う

2011年2月26日 13:23

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  パシフィックネット <3021> は安値圏での動きを余儀なくされている。今2011年5月期11月中間決算は売上げが17億900万円(前期は単独決算で16億3200万円)へ増加した。

  情報機器の入替えが動意を見せてはいるが陳腐化が進んだ商品の回収が増加傾向となり、更に同業他社との競争が激化する等、仕入環境は厳しい状況で推移した。

  こうした中で全国主要都市に引取回収拠点9ヶ所を配したネットワーク、情報漏洩防止のためのセキュリティ体制をアピールし、リース会社・一般企業を対象とした仕入が伸びた。

  ただ、販売価格低下、円高による輸出の採算悪化が響き営業利益は6100万円の損失(前期は単独で6700万円の黒字)となった。

  5月期通期については売上げ37億8100万円(前期単独決算比13%増)、営業利益1億、5700万円(同2.6倍)の従来予想を据え置いている。なおアジアで中古ソーラーパネル、シリコンリサイクルを手掛けている企業と香港における合弁会社設立を決め、扱い数量の増加に結びつくものと期待されている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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