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【銘柄診断】岡本硝子は3D関連株、今期増額、来期続伸の好業績を織り込みへ

岡本硝子<7746>(JQS)が低位株物色の流れに乗り一気に浮上してきた。今回の相場の起点は昨年11月12日の178円。そこから1月12日の285円までほとんど押し目のない一貫した上昇を見せている。[写真拡大]
岡本硝子 <7746> が低位株物色の流れに乗り一気に浮上してきた。今回の相場の起点は昨年11月12日の178円。そこから1月12日の285円までほとんど押し目のない一貫した上昇を見せている。
昨年は3D映画がブームを巻き起こしたが、3D映画タイトルの増加等によりデジタルシネマ用映写機の反射鏡の売上げが大きく伸びている。自動車用ヘッドレンズ・フォグレンズも好調に推移、2011年3月期中間決算では営業利益は6億円(前年同期600万円)の大幅増益を達成した。それにもかかわらず通期の営業利益については6億7000万円(前期2億3900万円)と、後半の利益をほとんど見ていない慎重な見通しで、増額への期待感が株価を押し上げている格好だ。
さらに、集光型太陽光発電用ガラス部品については量産化に向けた体制を整えつつあり、2012年3月期には本格的に業績に寄与してくる見通しだ。このため、アナリスト筋は今期の増額修正、来期の大幅増益を想定している。短期急騰の後で目先は利食い売りが先行する流れが予想されるが、高値圏でそれを消化できるかどうかが当面のポイントとなる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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