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【銘柄診断】ヤマダ電機はアナリスト筋が減益を想定し人気面でマイナスに作用

ヤマダ電機<9831>(東1)は昨年12月13日の戻り高値5910円を示現したが、現在はその利食い売りが先行するやや弱い展開となっている。[写真拡大]
■出遅れ目立つ割安銘柄
ヤマダ電機 <9831> は昨年12月13日の戻り高値5910円を示現したが、現在はその利食い売りが先行するやや弱い展開となっている。
2011年3月期の営業利益は中間決算発表時に1128億円に上方修正されたが、最終的にはそれをさらに上回り1400億円(前期873億円)程度に達する模様だ。
ただ、これはエコポイントなどによる一時的な要因が大きく、エコポイント終了、7月の地上デジタル放送への移行など環境が激変する2012年の動向についての不安感が株価の足取りを鈍いものにしている。
2010年11月に中国・瀋陽に一号店をオープン、今後3年間で5店舗の出店を検討している。こうした海外展開が本格化収益に寄与する段階になれば評価替えの動きが起こるかもしれないが、それまでには時間がかかりそう。
株価指標面では割安感が強いが、アナリスト筋は2012年3月期については減益を想定しており、それが人気面でマイナスに作用している。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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