【銘柄診断】大陽日酸は通期業績上ぶれ観測を見直し割安修正で反発

2010年12月29日 12:19

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  大陽日酸 <4091> は、3円高の718円と小幅反発している。12月13日に発売された東洋経済会社四季報新春号で、同社の今3月期純利益が上ぶれ観測されたことを手掛かりに年初来安値水準から底上げしており、電子材料ガスでの好位置キープも人気再燃期待を高めている。

  同社の今期業績は、11月に第2四半期(2Q)累計業績を上方修正したものの、3月通期業績は期初予想を変更しなかった。2Q業績は、鉄鋼・化学業界向けを中心に産業ガスの需要が回復し、電子材料ガスも、国内では液晶パネル、半導体関連向けに出荷が好調に推移、海外も韓国、台湾の半導体メーカー向けを中心に需要が回復したことが要因となったもので、純利益は期初予想の80億円が、102億2200万円(前年同期比49%増)と大きく増益転換幅を拡大して着地した。

  通期純利益は、期初予想通りの170億円(前期比7%増)としたが、四季報新春号では175億円と増益転換率拡大を観測している。株価は、2Q業績増額をテコに年初来安値635円から700円台を回復、往って来いと下値もみ合いが続いたが、ここにきて700円台固めから上値を窺う動きを強めている。新年相場に向けてPER16倍台の割安修正のピッチを上げよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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