レゴ史上最多1万2060ピース「サグラダ・ファミリア」登場、ガウディ没後100年を記念

2026年11月5日 19:19

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記事提供元:Tech Times

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レゴは、バルセロナの聖堂を再現した「レゴ アーキテクチャー サグラダ・ファミリア」(21065)を2026年11月1日に発売した。同社によると、1万2060ピースはレゴセットの歴代最多となる。建築家アントニ・ガウディの没後100年を記念し、組み立て工程にも建設の歩みを取り入れた大人向けモデルだ。

日本のレゴ公式オンラインストアでは、2026年11月5日時点の価格は12万9980円で、入荷待ちとなっている。発送予定は11月17日までと案内されている。

■2021年以来のピース数記録を更新

これまでの最多記録は、2021年6月に発売された「レゴ アート ワールドマップ」の1万1695ピースだった。サグラダ・ファミリアはこれを365ピース上回り、建築物を題材とするアーキテクチャーシリーズから新たな最多セットが登場した。

大型の建築モデルでは、2022年発売の「エッフェル塔」が1万1ピースを使っていた。サグラダ・ファミリアは「コロッセオ」の9036ピース、「レゴ タイタニック号」の9090ピース、「デス・スター」(75419)の9023ピースも、それぞれ上回る。

映画を題材にした大型セット「ロード・オブ・ザ・リング:ミナス・ティリス」(11377)は8278ピースだ。こうした製品と比べても、今回のモデルの部品数は際立っている。

組み立てには、まとまった時間をかけて取り組むことになる。レゴ製品の価格比較サイトBrickfactは、このセットの組み立て時間を27~34時間と推定している。

■建設の歩みをたどり、光の表現を楽しむ

レゴ アーキテクチャーのデザイナー、Rok Žgalin Kobeは公式発表で、「このデザインを通じてサグラダ・ファミリアを忠実に表現することに、大きな責任を感じた」と述べた。ガウディの構想に敬意を払い、聖堂の複雑さや建設の歩みを組み立て体験へ落とし込むことを目指したという。

レゴによると、組み立ては実際の施工の流れをたどる構成になっている。地下聖堂を備えた後陣から、生誕のファサード、受難のファサードへと進み、身廊と西側の聖具室を組み立てる。その後、中央の6本の塔を組み上げ、東側の聖具室と栄光のファサードを取り付ける。

見どころの一つが、ステンドグラスを思わせる窓の視覚効果だ。半透明のブロックを使い、実物の聖堂で色の付いた光が内部へ差し込む様子を表現している。外観の輪郭に加え、聖堂を特徴付ける光の印象も楽しめる。

完成サイズは約高さ62cm、幅47cm、奥行き39cmで、四方から鑑賞できる。LEGO Builderアプリにも対応し、3D表示したモデルを拡大・回転して手順を確認したり、組み立ての進行状況を保存したりできる。

■ガウディ没後100年と、実物の聖堂の節目

ガウディは1926年6月10日に死去し、2026年は没後100年に当たる。カタルーニャ州政府などは「ガウディ年」の取り組みを進め、展覧会や文化行事を展開している。レゴのセットも、この記念年に合わせた製品だ。

1882年に着工した実物のサグラダ・ファミリアは、2026年で建設開始から144年を迎えた。聖堂の建設を担う財団によると、2月20日にイエス・キリストの塔の頂部へ十字架の最後の部材が設置され、最終的な高さ172.5mに到達した。高さ17mの十字架は、ガラスと白い施釉陶板で覆われている。

この工事で、中央に集まる6本の塔の外観がそろった。AP通信によると、サグラダ・ファミリアは2025年の段階で世界で最も高い教会建築となっていた。バチカンの発表では、教皇レオ14世は2026年6月10日に聖堂でミサを執り行い、イエス・キリストの塔を祝福した。

工事は塔の内部や、南側の主入口となる栄光のファサードなどで続いている。財団は、イエス・キリストの塔の内部工事を2027年と2028年にも進めるとしている。レゴの発売は、記念年と中央の塔群の外観完成が重なる時期となった。

■価格と展示モデルとしての魅力

対象年齢は18歳以上で、組み立てと展示を楽しむ大人向けの製品に位置付けられる。米国での価格は2026年11月5日時点で799.99ドル(約12万6000円)となり、単純計算では1ピース当たり約0.066ドル(約10円)だ。

日本の公式オンラインストアでは、同日時点で購入時に獲得できるレゴ Insidersポイントは7149ポイントと表示されている。会員は、貯めたポイントを割引や特典への交換に利用できる。

題材には建築史上の価値もある。ユネスコ世界遺産「アントニ・ガウディの作品群」には、サグラダ・ファミリアの生誕のファサードと地下聖堂が含まれる。建設の歩みをたどって組み上げ、完成後は窓や塔をさまざまな方向から眺める構成が、ピース数に加えてこのモデルの魅力となっている。

元記事: The 12,060-Piece LEGO Sagrada Família Is Here — and It Rewrites the Rules for Adult Collector Sets

※この記事はTech Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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