日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は3日ぶりの大幅反発、ファーストリテ1銘柄で約70円押上げ

2019年2月18日 16:35

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記事提供元:フィスコ


*16:35JST 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は3日ぶりの大幅反発、ファーストリテ1銘柄で約70円押上げ
18日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり213銘柄、値下がり9銘柄、変わらず3銘柄となった。

日経平均は3日ぶり大幅反発。15日の米国市場ではNYダウが反発し、443ドル高となった。米中通商協議が今週も米国で継続されることが決まり、摩擦解消への期待が高まった。週明けの日経平均はこうした流れを引き継いで316円高からスタートすると、中国などのアジア株高も支援材料となり、後場には21306.36円(前週末比405.73円高)まで上昇する場面があった。ただ、今晩の米国市場が休場ということもあり、その後は高値圏でこう着感の強い展開となった。後場の上下の値幅は37円ほどにとどまった。

大引けの日経平均は前週末比381.22円高の21281.85円となった。東証1部の売買高は11億9024万株、売買代金は2兆0425億円だった。業種別では、全33業種がプラスとなり、石油・石炭製品、ゴム製品、鉱業、証券、非鉄金属が上昇率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の90%となった。

値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はファナック<6954>となり、2銘柄で日経平均を約91円押し上げた。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップは安川電機<6506>で6.01%高、同2位は三井E&S<7003>で5.40%高だった。ファナックや安川電機など中国関連とされる銘柄の一角には資金が向かい、終日堅調な値動き。

一方、値下がり寄与トップはオリンパス<7733>、同2位は太陽誘電<6976>となり、2銘柄で日経平均を約3円押し下げた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップはオリンパスで1.55%安、同2位は双日<2768>で0.95%安だった。


*15:00現在

日経平均株価  21281.85(+381.22)

値上がり銘柄数 213(寄与度+385.44)
値下がり銘柄数  9(寄与度-4.22)
変わらず銘柄数  3

○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 50620 1900 +70.36
<6954> ファナック 19400 560 +20.74
<8028> ユニファミマ 12640 360 +13.33
<4543> テルモ 6699 127 +9.41
<4523> エーザイ 8760 214 +7.93
<6971> 京セラ 6246 106 +7.85
<6098> リクルートHD 2962 70 +7.78
<4021> 日産化学 5600 210 +7.78
<5108> ブリヂストン 4402 207 +7.67
<6762> TDK 8830 200 +7.41
<6506> 安川電 3265 185 +6.85
<2801> キッコーマン 5470 180 +6.67
<9735> セコム 9298 167 +6.18
<4704> トレンド 5260 160 +5.93
<6988> 日東電 6016 153 +5.67
<4911> 資生堂 7254 143 +5.30
<9984> ソフトバンクG 10375 45 +5.00
<4324> 電通 4855 130 +4.81
<6305> 日立建 2882 128 +4.74
<6367> ダイキン 12090 125 +4.63

○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<7733> オリンパス 4775 -75 -2.78
<6976> 太陽誘電 2384 -18 -0.67
<8035> 東エレク 15895 -10 -0.37
<6326> クボタ 1532.5 -6 -0.22
<3861> 王子HD 662 -2 -0.07
<9531> 東ガス 2985 -10 -0.07
<2768> 双日 418 -4 -0.01
<1808> 長谷工 1334 -2 -0.01
<9502> 中部電 1707.5 -0.5 -0.00《CN》

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