Android Nougatのシェア、初めて30%突破

2018年4月21日 18:45

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記事提供元:スラド

headless曰く、 GoogleがAndroid Developersサイトで公開しているAndroidプラットフォームバージョンごとのデータによると、Android 7.x Nougatのシェアが初めて30%を超えている。

 今回のデータは4月16日までの7日間にGoogle Playアプリが収集したもの。0.1%未満のバージョンは除外されている。前回分のデータは2月5日までの7日間に収集されたもので、3月は更新されなかったため、増減幅は10週分となる。

 Android 7.0は0.7ポイント増の23.0%、Android 7.1は1.6ポイント増の7.8%で、Nougat合計では2.3ポイント増の30.8%。Android 5.x Lollipopは1.7ポイント減の22.9%となり、Android 7.0が単体でLollipop全体を上回った。Android 5.0は0.5ポイント減の4.9%、Android 5.1は1.2ポイント減の18.0%となっている。

 Android 8.x Oreoは3.5ポイント増の4.6%と前回の4倍以上に増加しており、0.5ポイント減で4.5%のAndroid 4.1.x~4.3 Jelly Beanを初めて上回った。Android 8.0は3.3ポイント増の4.1%、Android 8.1は0.2ポイント増の0.5%となっており、Oreoの大半をAndroid 8.0が占める。

 このほかのバージョンではAndroid 6.0 Marshmallowが2.1ポイント減の26.0%、Android 4.4 KitKatが1.5ポイント減の10.5%とそれぞれ大きく減少した。Android 2.3.x GingerbreadとAndroid 4.0.x Ice Cream Sandwichは変動がなく、それぞれ0.3%、0.4%となっている。Jelly Beanで減少したのはAndroid 4.2.x(0.4ポイント減)とAndroid 4.3(0.1ポイント減)のみで、この1年ほど毎月0.1~0.3ポイントの減少を続けていたAndroid 4.1.xは変動がなかった。

 NougatはNexusデバイス向けロールアウトから20か月弱で30%を超えたことになる。ペースとしてはMarshmallow(約18か月)やLollipop(約13か月)よりも遅い。ロールアウトから約8か月が経過したOreoNougatの同時期と近いペースで増加しているようだ。

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