実在する194万個の星の観測データをもとに、天の川銀河をウェブ上に再現。ブラウザで誰でも宇宙旅行ができる「時速10万光年」を公開

プレスリリース発表元企業:(株)サードパーティートラスト

配信日時: 2026-11-04 10:10:00

ボイジャー1号で7万5千年かかる隣の恒星まで、4秒で。インストール・会員登録不要の無料ウェブアプリ、教育・非営利の利用は申請不要



株式会社サードパーティートラスト(本社:東京都港区、代表取締役:上村謙輔)の制作レーベル「3PT STUDIO」は2026年11月4日、天の川銀河を自由に飛び回れるウェブアプリ「時速10万光年」(https://flymilkyway.com)を公開しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/8947/4/8947-4-8673ea5c2060a9031a6c943b38801daf-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
時速10万光年で、プレアデス星団(すばる)の中を突き進む。すれ違う星はガイア衛星などが観測した実在の星で、色は表面温度から、明るさは等級と距離から計算している(実際の画面)

欧州宇宙機関(ESA)のガイア衛星などが観測した約194万個の星を、実際の位置と明るさ、色のまま3D空間に並べています。スマートフォンやパソコンのブラウザでURLを開けば、その場で出発できます。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/8947/4/8947-4-557282c15a9adedec375f54e0111a9fe-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
タイトル画面。旅は「今日の地球」から始まる。惑星はNASAジェット推進研究所(JPL)の天体暦と照合した、その日の実際の位置にある(実際の画面)


隣の恒星まで4秒、銀河の中心まで16分
人類の探査機でいちばん遠くを飛んでいるボイジャー1号でも、太陽に最も近い恒星プロキシマ・ケンタウリまでは約7万5千年かかります。光の速さでも4年あまりの距離です。

「時速10万光年」では、宇宙船のスピードを音速から7段階で上げていけます。1秒に1光年進むスピードなら、プロキシマ・ケンタウリまで約4秒。作品名と同じ時速10万光年なら、銀河の中心にあるブラックホール「いて座A*」まで約16分で着きます。

はじめての方には「おまかせツアー」がおすすめです。太陽系の惑星めぐり、となりの星たち、天の川をめぐるコースなど5つのツアーがあり、船が自動で飛びながら、着いた場所をナレーションで案内します。慣れてきたら、行き先を選んで自動で向かうことも、自分で舵を切って寄り道することもできます。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/8947/4/8947-4-76d794f4cef9256ad913a0fa5167f134-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
地球へ向けて自動航行中。光速に迫るスピードで、星空の先に小さく見える地球と月へ向かう(実際の画面)


描いたのではなく、計算した宇宙
この作品の宇宙は、絵として描いたものではありません。論文や観測データの数値をもとに、宇宙船が動くたびに計算して映しています。

星の色は、表面温度から計算しています。その温度の物体が放つ光(黒体放射)を求めて色に変えるので、ベテルギウスは赤く、リゲルは青白く見えます。明るさは、観測された明るさと星までの距離から求めます。近づけば明るく、遠ざかれば暗くなります。塵の濃い方角では、2024年に発表された銀河の塵の3次元地図(Edenhofer ほか)にもとづいて、星が暗く赤く沈みます。夕日が赤く見えるのと似た仕組みです。だから、飛ぶほどに夜空が変わっていきます。地球を離れると、オリオン座も北斗七星も形が崩れていきます。

いまこの瞬間の、本物の軌道で
天体は、それぞれ実際の軌道の上を動いています。太陽系の惑星は、NASAジェット推進研究所(JPL)の天体暦と照合した、その日の実際の位置にあります。地球のまわりには、公開されている実際の軌道データ(取得日を画面に表示)にもとづいて運用中の人工衛星が回り、太陽系の外へ向かう探査機ボイジャー1号も、いまいる場所に見つかります。

銀河の中心では、ブラックホール「いて座A*」のまわりを、S2をはじめとする星々が観測された軌道どおりに回っています。これらの星の軌道は、2020年のノーベル物理学賞につながった観測で測られてきたものです。ブラックホールの質量(太陽の約430万倍)にも、2024年の最新の観測値(GRAVITY共同研究)を使っています。

観測とモデルを、分けて見せる
作品で使うすべての数値には、論文やデータの出典があり、作品内の「クレジット」で一覧にしています。観測が届かない銀河の遠い領域は物理モデルで補い、画面上でも「モデル」と表示しています。見栄えのために星を足したり、色を盛ったりはしていません。

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/8947/4/8947-4-6025d5d378f78f06b6464b0bab7b69b8-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
銀河マップ。観測の届かない銀河の遠い領域は、観測にもとづく物理モデルで描いている。行き先を選べば、銀河の中心「いて座A*」へも自動で飛んでいける(実際の画面)


なお、本作の開発にはAIによるプログラミング支援を活用しました。星や銀河の見た目は生成AIで描いたものではなく、観測データと物理モデルからの計算によるものです。

教室でも、科学館でも
世界中の研究者が積み上げてきた観測を、そのまま学びの場に届けたい。そんな思いから、無料で、広告も会員登録もない形で公開しました。

授業や科学館での展示、夏休みの自由研究など、教育・非営利の目的であれば申請なしでお使いいただけます。報道目的でご紹介いただく際は、作品内で撮影した画面写真や動画を、出典「時速10万光年/ESA/Gaia/DPAC ほか」を添えてご掲載ください。利用条件の詳細は、作品内の「クレジット」に掲載しています。

画面写真・紹介映像・ロゴは、プレスキット(https://flymilkyway.com/press/)から一括でダウンロードいただけます。

概要
名称:時速10万光年(英題 Fly the Milky Way)
URL:https://flymilkyway.com
公開日:2026年11月4日
料金:無料(広告・課金・会員登録なし)
動作環境:パソコン、スマートフォンのウェブブラウザ(Chrome、Edge、Safari の最新版を推奨)
主なデータ:ESA ガイア衛星(Gaia DR3)ほか。出典の一覧は作品内の「クレジット」に掲載
制作:3PT STUDIO(株式会社サードパーティートラスト)
※本作は ESA の公認を受けたものではありません。

会社概要
会社名:株式会社サードパーティートラスト(3rd Party Trust Inc.)
所在地:東京都港区南麻布3-20-1 Daiwa麻布テラス5F
代表者:代表取締役 上村謙輔
設立:2011年7月
URL:https://3pt.co.jp/studio/

本件に関するお問い合わせ
3PT STUDIO 上村
メール:info@3pt.co.jp
※星のデータ(ESA Gaia)は非営利の利用に限って公開されているため、営利目的でのご利用には提供元の許諾が必要になる場合があります。ご希望の際は、まずこちらへご相談ください。

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