【イベントレポート】謎解き体験から日常を取り巻く「普通」を考える。Empact、日本コムシンク、merry atticが社内イベントを共同開催
配信日時: 2026-11-04 10:00:00
社会課題をテーマにした謎解きと講話・リフレクションを組み合わせ、14名に社内体験会を実施
「日常の当たり前を揺るがす」物語体験『ミチシルアソビ』を企画・運営する一般社団法人Empact(所在地:東京都渋谷区、代表理事:林 栄佑、以下、当法人)は、日本コムシンク株式会社(所在地:大阪府大阪市、代表取締役社長:山里 真元、以下、日本コムシンク)、一般社団法人merry attic(所在地:埼玉県戸田市、代表理事:上田 馨一、以下、merry attic)と共同で、2026年10月8日(木)、子育てをテーマとした謎解き体験「わたしのドラゴンと5つの冒険」を活用した社内イベントを開催しました。
今回のイベントでは、謎解きを楽しむだけでなく、子育て支援に取り組むmerry atticによる講話や、体験を振り返る対話の時間を組み合わせました。また、イベントの事前・事後にアンケートを実施し、一連の体験を通して参加者の意識にどのような変化が生まれるのかを検証する実証実験としても位置づけています。
当法人が「わたしのドラゴンと5つの冒険」を企業の社内イベントとして実施するのは今回が初めてであり、謎解き体験とリフレクションを一体化したプログラムとして提供することも、初の試みとなりました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/171367/7/171367-7-4247dcfe140794e1e493a546124768a7-3900x2590.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
イベント実施時の様子
社会課題を「知る」だけでなく、「体験する」機会を
「わたしのドラゴンと5つの冒険」は、当法人が子育て支援に取り組むmerry atticと共同制作した謎解きコンテンツです。
参加者は「ドラゴンマスター」を目指す新入りとして、相棒となるドラゴンを育てながら、60分間で5つのダンジョンに挑戦します。
物語と本格的な謎解きを楽しみながら、自分自身が無意識に持っている「当たり前」や「普通」に目を向け、子育てを取り巻くさまざまな価値観について考えるきっかけをつくる体験型コンテンツです。
これまでは一般向けの公演を中心に実施してきましたが、今回は日本コムシンクの社内イベントとして開催しました。
さらに、謎解きの後に講話やリフレクションを組み込むことで、謎を解いて終わるのではなく、体験の中で生まれた気づきを自分自身の生活や社会へとつなげることを目指しました。
4チーム14名が、力を合わせて5つのダンジョンに挑戦
当日は、日本コムシンクから14名が参加。3名のチームが2組、4名のチームが2組の計4チームに分かれ、謎解きに挑戦しました。
イベントは、日本コムシンクによる「actcoin」の紹介からスタート。その後、Empactと「ミチシルアソビ」について紹介し、「わたしのドラゴンと5つの冒険」の謎解き体験へと進みました。
謎解きが始まると会場の空気は一変。参加者は目の前の謎に真剣に向き合い、「5つのダンジョンを攻略するにはどうすればいいのか」とチームメンバー同士でアイデアを出し合いながら、協力して答えを探していきました。
謎が解けた瞬間には「やった!」と喜ぶ姿も見られ、本格的な謎解きだからこその難しさと、それをチームで乗り越える達成感を味わう時間となりました。
参加者からも、
「謎解きが本格的で楽しかった」
といった声が聞かれました。
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チームで謎解きに取り組んでいる様子
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/171367/7/171367-7-5d6603d7d380d7b7589c529e5ed0dad9-3731x2478.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
謎が解けて喜んでいる様子
謎解きの後は、「自分の中にある先入観」について考える時間へ
謎解き体験の後には、merry atticによる講話を実施しました。
講話では、
「子育ては一人でしなければならない」
「人に頼ってはいけない」
「子どもにはいつも優しくしなければならない」
「いい親でいなければならない」
といった、子育てを取り巻く「当たり前」や先入観について参加者に問いかけました。
そして、「自分は誰かに頼ることができているだろうか」という問いから、merry atticが取り組んでいる、誰でも利用できる宿泊型のショートステイについて紹介。
子育てをする人たちが一人で抱え込まず、必要なときに頼ることのできる「頼れる先」のひとつとなることを目指している活動について伝えました。
謎解きの中で得た気づきを入口に、現実の子育てや、自分自身が普段何気なく持っている「普通」について改めて考える時間となりました。
また、今回扱った「先入観」は、子育てだけに限りません。
参加者それぞれが、自分自身の仕事や生活、人との関わりの中にも「こうするべき」「こうあるのが普通」と考えていることがないか、自分自身の経験と重ねながら振り返りました。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/171367/7/171367-7-f691b88d4fcf654cfb372f8667c48e13-3900x2590.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
merry atticによる講話の様子
「楽しかった」で終わらせず、体験を言葉にする
講話後の交流では、参加者同士で謎解きの感想や、体験を通して感じたことを共有しました。
それぞれが自分なりの気づきを言葉にしながら、他の参加者の考えに耳を傾け、お互いの気づきや謎解きへの取り組みを称え合う姿も見られました。
今回、当法人では初めて、謎解き体験と講話、リフレクションをひとつのプログラムとして設計しました。
謎解きの「楽しかった」「解けてうれしかった」という体験だけで終わるのではなく、そこから「なぜ自分はそう考えたのだろう」「自分にも無意識の思い込みがあるのではないか」と立ち止まり、他者と対話するところまでを一連の体験としています。
今回は、謎解き体験と講話・リフレクションを通して参加者にどのような変化が生まれたのかを検証するため、イベントの事前・事後にアンケートを実施しました。
事後アンケートでは、参加前と比べた意識の変化を尋ねた5項目のうち4項目で、75%以上の参加者が「高まった」「やや高まった」と回答しました。特に「自分の仕事や日常が、社会課題とつながっていると感じる」では88%が「高まった」と回答しています。体験そのものへの評価も高く、「会社や職場がこうした機会を提供すること」への評価は5点満点中5.0(回答者全員が最高点)、「今日触れた課題は、自分ごとだと感じた」は5点中4.5点、エンタメとしての楽しさは10点満点中8.6点、同僚や友人に薦める可能性は10点中8.1点となりました。
【アンケートより抜粋】
- 「楽しさの中に気付きや知らなかったことを知ることができる機会」
- 「重く堅苦しく思われる課題をよりカジュアルな形で取り組み、最終的に自分事として社会課題を考える点が今までのイベントと違いました」
- 「子どもの事を見ている時に、『親はこうあるべき』という私自身の思い込みを子どもに押し付けている節があるように感じました」
今回の実証結果も踏まえながら、Empactでは今後、社会課題について「知る」だけでなく、楽しみながら体験し、自分自身の価値観について考え、他者と対話する機会をつくるプログラムの可能性を検証していきます。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/171367/7/171367-7-267e74c5ded39ad38a41f98c2992d735-3900x2590.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
共催者からのコメント
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/171367/7/171367-7-c7c7a02e4a3d981b45dcc44a73071b19-3812x2532.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ](左から)merry attic 石原様、Empact 林、日本コムシンク 薄井様
日本コムシンク株式会社 CSV/サステナビリティ推進事業部 事業統括責任者 薄井大地様
社会課題に関心を持つきっかけは、「楽しそう」「体験してみたい」という気持ちからでもよいと考えています。今回は、Empactさんのエンターテインメントを通じて社会課題との接点をつくる取り組みと、merry atticさんの子育てを支える活動を、社員にも身近に感じてほしいと思い、開催しました。
当日、社員同士が相談しながら謎解きに向き合う姿が印象的でした。特に、自分たちの思い込みに気づき、見方を変えて答えに近づく過程には、社会課題を考えるうえでも大切な学びがあったと感じています。
企業の社内イベントでこうしたテーマを扱う意義は、普段の仕事では触れる機会の少ない立場や経験に出会い、仲間と一緒に考えられることにあります。楽しさを入口に生まれた気づきや問いを、日常の会話や小さな行動につなげていく。今後も、企業と社会課題に取り組む団体が協力し、社員一人ひとりが社会との関わり方を見つけられる機会をつくっていきたいと思います。
一般社団法人merry attic 副代表/事務局長 石原様
私たちが日々子育て支援の現場で向き合っているのは、「子育ては家庭内で完結させるもの」「親ならできて当たり前」という、社会に根強く残る固定観念や自己責任論の空気感です。人は「知らないものは、見えない」からこそ、当事者が抱える孤独や限界手前の苦しさは周囲から見過ごされがちになります。こうした見えにくい課題を、普段社会課題に馴染みのない方々にも自分事として届けたいと考え、エンターテインメントの力で共感を生み出すEmpactさんと共に「わたしのドラゴンと5つの冒険」を制作しました。
「謎解き」という手法は、まさに自分の中にある「こうあるべき」という先入観を問い直すプロセスそのものです。ゲーム内で思い通りにいかないもどかしさを体感し、見方を変えたり仲間に頼ったりして前に進む体験は、現実の子育てで親御さんが直面する葛藤や、多様な個性を持つ子どもと向き合う姿に重なります。
イベント後の講話やリフレクションでは、参加者の皆さんがゲームの余韻そのままに、真っ直ぐな眼差しでこちらの話に耳を傾けてくださった姿が印象的でした。説教じみた正論ではなく、ワクワクする体験を通じたからこそ、「他人に助けを求めることは弱さではなく、前に進むための戦略である」というメッセージが深く心に届いた手応えを感じています。
子育ての中で「助けて」「ちょっと頼らせて」と声を上げることは、決して親としての甘えや逃げではありません。パーティーを組んで冒険を進めるように、周囲を頼ることが当たり前になる社会をつくりたい。今回の体験をきっかけに、日常の中で大変そうな親子を見かけたとき、少しだけ優しい視点で見守り、声をかけ合えるような「頼れる空気感」を皆さんと一緒に広げていけたら嬉しいです。
開催概要
日時:2026年10月8日(木)18:00~20:00
共催:
Empact/日本コムシンク株式会社/merry attic
参加者:
14名(4チーム)
内容:
・日本コムシンクによる「actcoin」の紹介
・Empact、「ミチシルアソビ」の紹介
・「わたしのドラゴンと5つの冒険」謎解き体験
・merry atticによる講話
・リフレクション、交流
「ミチシルアソビ」とは
社会貢献の根底にある「楽しさ」とは、未知(ミチ)の価値観を知る(シル)こと。
ミチシルアソビとは「日常の当たり前を揺るがす」物語体験を制作するシリーズです。参加者は謎解きや物語に没入するなかで、これまで知らなかった社会課題について「未知を知るアソビ」として出会います。
ワクワクを「アソビ」として再構築し、ソーシャル×熱狂できる体験型イベントを企画・開催。さまざまな社会貢献のカタチをエンタメとして表現し、 イベント自体を楽しみながら、少し優しい気持ちになれるような体験を提供します。
過去にはNPO法人チャリティーサンタや、NPO法人CoCoTELIと共同で制作した謎解きイベントを実施し、計15公演で300人以上の方に「楽しい」から始まる社会課題との接点を創出してきました。
日本コムシンク株式会社について
会社名:日本コムシンク株式会社代表者:代表取締役会長兼社長 山里 真元
所在地(大阪本社):大阪府大阪市西区江戸堀1-2-11 大同生命肥後橋ビル南館12F
所在地(東京事業部):東京都千代田区霞が関1-4-2 大同生命霞が関ビル11F
事業内容:ITコンサルティング・システム開発・データエントリー
URL:https://comthink.co.jp/
一般社団法人merry atticについて
「子育て社会を、頼れる空気感で満たしていく」というミッションの実現に向けて、日本初の「独立型子どもショートステイ」を運営。埼玉県戸田市、東京都(葛飾・中野)、京都府京都市、那覇市などを拠点に、学童保育、子ども食堂などさまざまな子育て支援事業を展開しています。法人名: 一般社団法人merry attic
代表理事: 上田 馨一
設立: 2016年6月9日
所在地: 埼玉県戸田市新曽397 メゾンサファイア110号
事業内容: 独立拠点型子どもショートステイ、
放課後児童健全育成事業、子ども食堂、障害者委託訓練事業 等
公式HP: https://merryattic.net/
一般社団法人Empactについて
「社会貢献を、もっとワクワクする身近なものに」を理念に、社会課題とエンターテインメントを掛け合わせた体験を提供する一般社団法人。「日常の当たり前を揺るがす」物語体験イベント『ミチシルアソビ』を企画・運営しています。代表理事:林栄佑
所在地:東京都渋谷区円山町5番3号 MIEUX渋谷ビル8階
事業内容:
(1)体験型チャリティイベント(謎解き・ワークショップ等)の企画・制作・運営および受託
(2)物品(教材・グッズ等)およびデジタルコンテンツの企画・制作・販売
(3)セミナー・講演会・研修・オンライン講座等の開催および人材育成事業
(4)その他当法人の目的達成に必要な事業
URL:https://empact-org.studio.site/
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