AIで子どもの未来を決めない。SHIRO & Co.、好奇心から教養・問い・創造へつなぐ教育プロジェクト「NOT YET」を公開

プレスリリース発表元企業:株式会社SHIRO & Co.

配信日時: 2026-11-04 09:30:00

AIの使い方より先に、問いの立て方を。好奇心から教養・創造へつなぐ新しい教育・創作プロジェクト。文学、科学、芸術、社会を横断し、子どもたちが自分の学びを発見する場を提案。



株式会社SHIRO & Co.(東京都)は、子どもたちの好奇心を起点に、教養、問い、創造をつなぐ教育・創作プロジェクト「NOT YET」と、自由な発想や試行錯誤を支えるデジタル実験環境「ひみつの車庫」を公開しました。

本プロジェクトが目指すのは、子どもの適性を早く見極めたり、将来の職業を決めたりすることではありません。

「何をしてみたいのか」「なぜ、そうなっているのか」「自分なら、どうつくるのか」。

そうした一人ひとりの関心から、文学、歴史、科学、芸術、社会などの知識や文化に出会い、自ら問いを立て、創作や実験につなげていく学びです。

生成AIによって文章、画像、音楽、映像などの制作が身近になる時代に、SHIRO & Co.は、AIの操作技術だけでなく、その前提となる教養、問いを立てる力、自分自身の意思による創造を重視します。
背景:AIが答えを生成する時代に、何を学ぶのか
読み書き、漢字、計算などの基礎的な学習は、子どもたちが世界を理解するために欠かせません。

一方で、子どもたちが「何のために学ぶのか」を、自分自身で発見する機会も重要です。

例えば、小説を書いてみたいと思った子どもは、言葉や文章表現を学ぶ理由に気づくかもしれません。

音楽をつくりたい子どもは、リズムや数学、歴史に関心を広げるかもしれません。

鉄道や街づくりに夢中になった子どもは、地理、都市計画、物理、経済、プログラミングを自ら学び始めるかもしれません。

「学んでから何かをする」のではなく、「何かをしたいから、必要なことを学ぶ」。

NOT YETは、こうした好奇心を起点とする教養教育の可能性を探ります。
NOT YET:好奇心から、教養、問い、創造へ
NOT YETが提案する学びは、次の3つの経験を循環させるものです。

Encounter - 出会う

自分の興味や違和感を入口に、文学、歴史、哲学、科学、音楽、映画、社会など、これまで知らなかった世界に触れる。

教養を、あらかじめ覚えるべき知識の一覧ではなく、自分の問いを豊かにするための出会いとして捉えます。

Question - 問う

「なぜ、そうなるのだろう」「本当にそうなのだろう」「別の可能性はないのだろう」。

知識や経験によって生まれた疑問を、自分の言葉で表現する。

最初から正しい問いを立てる必要はありません。問いが変わること、答えが見つからないことも、学びの一部です。

Create - つくる

小説を書く。音楽をつくる。映画やアニメを制作する。ゲームを考える。自分たちの街を設計する。新しい道具やサービスを発明する。

AIも含めたさまざまな道具を活用し、自分の想像したものを形にする。

制作の途中で新たな知識が必要になれば、再び学びに戻る。

NOT YETは、この循環を通じて、教養と創造を結びつけていきます。




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AIのプロンプトを教える前に、問いの立て方を
生成AIの普及により、専門的な制作技術を持たない人でも、文章、画像、音楽、映像などの創作を試みやすくなりました。

しかし、AIに何をつくってほしいのか、何を表現したいのか、そのために何を知る必要があるのかは、人間自身が考えるべき問題です。

SHIRO & Co.は、AIのプロンプトを単なる操作命令ではなく、人間の思考や問いを言葉にするための表現手段として捉えています。

AIの答えをそのまま受け取るのではなく、疑い、比較し、修正する。
AIが提案した未来をそのまま選ぶのではなく、別の可能性を探す。
AIを使わず、自分の手でつくることも選べる。

AIが多くの答えを生成できるからこそ、「何を問うか」「何をつくりたいか」という人間自身の意思を大切にします。



[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/179378/13/179378-13-0b6f377f02292705ed63fb1a077fd0ae-1520x1794.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ひみつの車庫

文学、哲学、社会研究を子どもたちの教材へ
SHIRO & Co.はこれまで、AIと人間社会の関係を、文学、哲学、文化、教育、仕事、記憶、時間、意思決定などの領域から横断的に研究してきました。

NOT YETでは、こうした既存の研究資産を、子どもたちの関心から出会える教育教材へ展開することも構想しています。

例えば、「Classics Meaning Layer」では、古典文学や哲学、神話、民俗などに残された問いを現代の視点から捉え直しています。

古典を正しい解釈を覚えるためだけの教材とするのではなく、「なぜ人は嘘をつくのか」「正しいことは誰が決めるのか」「昔の人は何を恐れていたのか」といった問いを考える入口にします。

また、「Education-Employment Gap Observatory」では、学校で評価される能力と、企業や社会で必要とされる能力の違いなどを観測しています。

こうした研究をもとに、「なぜテストには正解があるのか」「仕事は誰がつくるのか」「学校で習わないことは、どうやって学べばよいのか」といったテーマを、子どもたち自身が考える教材への展開を検討しています。

既存の学校教育や働き方を否定するのではなく、それぞれの仕組みを理解したうえで、自分自身の可能性を考える。

NOT YETは、教養を学問の区分で分断するのではなく、子どもの問いを通じて横断的につなぐことを目指します。

関連する公開プロジェクト
Classics Meaning Layer:https://classics.shiroand.io/
Education-Employment Gap Observatory:https://education.shiroand.io/
SHIRO & Co. Book Archive:https://book.shiroand.io/
THE UNWRITTEN CITY:https://unwritten.shiroand.io/

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/179378/13/179378-13-4dfb2b099f67a8f857d1b204b8980ee8-2286x1982.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
NOT YET 映像シリーズ



ひみつの車庫:正解を探す場所から、何かを試す場所へ
「ひみつの車庫」は、子どもたちの「好き」「不思議」「なんだか変」「つくってみたい」という気持ちを出発点とするデジタル実験環境です。

子ども自身が関心を言葉にし、観察し、試し、振り返る。

その過程で、まだ名前のついていない興味や可能性が見つかるかもしれません。

現在公開しているものは、保護者や教育者の見守りを前提とした実験版であり、子どもだけで利用する完成済みの教育サービスではありません。

NOT YETは、将来の職業を決めることや、能力を早く分類することを目的としません。

何かを始めてもいい。途中で変えてもいい。何をしたいのか、まだ分からなくてもいい。
その自由を大切にしています。

NOT YET:https://garage.shiroand.io/not-yet
ひみつの車庫:https://garage.shiroand.io/
NOT YET 書籍・物語:https://book.shiroand.io/not-yet
「13歳のハローワーク」から、まだ名前のない未来へ
作家・村上龍氏の著書「13歳のハローワーク」は、子どもたちが好きなことや興味を入口に、仕事や社会との接点を発見する視点を提示しました。

しかし、すべての子どもが早くから自分の興味や将来の夢を見つけているわけではありません。

また、子どもたちが将来やりたいと思うことが、現在の職業や社会制度の中に存在するとも限りません。

自分がつくりたいものが、まだ世界にない。
学びたいことが、学校の教科の中に見つからない。

そのようなとき、既存の選択肢から答えを探すだけでなく、自分自身で新しい選択肢を生み出すこともできる。

NOT YETは、その可能性も大切にしています。

同時に、将来の夢を持つことや、起業することを子どもたちに求めるものでもありません。
何者になるかを急いで決めなくてもよい。

「まだ決まっていない」という状態そのものを、可能性として尊重します。
今後の展開:地域の小さな学びの場から
SHIRO & Co.は今後、小学校高学年を中心に、地域の学習教室や教育関係者と連携した少人数の創作・探究ワークショップの実施を検討しています。

子どもたち自身がテーマを選び、必要なことを学びながら、小説、音楽、映像、アニメ、ゲーム、身近な問題を解決する仕組みなどを制作する体験を構想しています。

また、創作活動を通じて、最初の関心や問いがどのように変化するかにも着目します。

ただし、子どもたちの興味を将来の適性判定や能力の序列化に利用することは目的としません。

本人の意思と保護者の同意を尊重し、プライバシーや安全性に配慮した環境で、教育方法の検証を進める方針です。

研究成果を先に決めるのではなく、実際の子どもたちとの対話や創作体験を通じて、教育のあり方そのものを育てていきます。


SHIRO & Co.について

SHIRO & Co.は、AIと人間社会の関係を、研究、プロトタイプ、文章、デジタル体験を通じて探究する企業です。

AIによって変化する意思決定、生活、教育、文化などを横断的に捉え、人間が判断し、選び直し、変化し続けられる仕組みを研究しています。

NOT YETとひみつの車庫は、その思想を次世代の教育・創作へ展開するプロジェクトです。

公式サイト:
https://www.shiroand.io/
本件に関するお問い合わせ

株式会社SHIRO & Co.
公式サイト:https://www.shiroand.io/
お問い合わせ:公式サイトよりご連絡ください。



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