エクサウィザーズ、ふくおかフィナンシャルグループの「AIファースト」の組織変革に向け業務提携を強化
プレスリリース発表元企業:株式会社エクサウィザーズ
配信日時: 2026-11-04 08:30:00
~グループ会社のエクサフォワード九州を通じて支援体制を拡充し、バックオフィス改革に伴走。九州の自治体・企業へのAI活用の展開も視野に~
株式会社エクサウィザーズ(東京都港区、代表取締役社長CEO:春田 真、以下エクサウィザーズ)は、株式会社ふくおかフィナンシャルグループ(福岡県福岡市、取締役社長:五島 久、以下FFG)が推進する「AIファーストの組織変革」に向け、同社との業務提携を強化することをお知らせいたします。FFGが掲げる7つのコアユースケースのうちバックオフィス領域を対象に、事務センター等の業務をAI前提で再設計する取り組みに伴走します。本提携に基づく支援は、2026年8月に設立したグループ会社である株式会社エクサフォワード九州(福岡県福岡市、代表取締役:小山 貴大、以下エクサフォワード九州)が中心となって担い、福岡を拠点とする支援体制を拡充します。今後は、これまで支援してきた本部業務とあわせ、FFGのAIファーストの組織変革への貢献の幅を広げることを目指すとともに、FFGとの連携のもと、本取り組みで得られる知見を地域の自治体や企業のAI活用に生かしていくことも視野に入れています。
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☑ 背景:FFGのAIファーストの組織変革とバックオフィス改革の背景
FFGは2026年10月、AIが当たり前となる未来から逆算し、顧客体験・業務・組織そのものをAI起点で再設計する「AIファーストの組織変革」を公表しました。銀行業務全体を対象とする7つのコアユースケースのうち、バックオフィスでは「AI×BPRで業務を抜本再設計」し、人は確認・例外判断へと役割を移す方針を掲げています。九州は全国に先駆けて人口減少が進む地域です。地域金融機関には、限られた人員で業務品質を維持しながら、お客さまや地域への支援を強化することが求められています。
一方、銀行のバックオフィス業務は、お客さまの申込から、営業店での受付・処理、本部での書類確認、登録・処理、保管に至る一連の工程で構成されています。現状は紙媒体による手続きが多く、各工程で目視によるチェックや照会、データ入力が発生しています。書類に不備があれば返却して再記入を依頼する往復が工程間で生じ、処理後の書類保管や控えの送付にも人手を要しています。
特定の工程をAIで代替するだけでは効果が限られるため、申込の入口から保管までを一貫して見直す必要があります。そこでFFGは、以下の3つの原則に則り、業務プロセスそのものの再設計に取り組みます。エクサウィザーズ・エクサフォワード九州(以下、当社グループ)は、この取り組みに伴走します。
☑ 改革の3つの原則(プリンシプル)
FFGは、次の3つを基本原則(プリンシプル)として業務プロセスを再設計します。- Web化/システム化:申込を電子媒体で受け付け、後続工程へデータを自動で連携します。
- AIエージェント/RPA活用:書類のチェックやシステムへの入力作業を自動化します。AIエージェントとは、与えられた目的に沿って自ら作業を進めるAIを指します。RPAとは、パソコン上の定型作業をソフトウェアのロボットが代行する仕組みです。
- BPR(業務プロセスの抜本的な再設計):従来の規程やルールを前提とせずに見直し、プロセスを抜本的に改革します。
☑ バックオフィス業務における取組の特徴
第1段階として、事務センター等の業務を対象に、処理件数が多く、紙や目視確認の負担が大きい手続きから着手し、成果を確認しながら対象業務と拠点を段階的に広げます。申込はWebへの移行を志向し、営業店の受付段階でAIが書類のチェックと照会を自動で行い、職員は1次承認と特殊案件への対応に専念することで、本部での書類確認工程そのものをなくすことを目指します。本部での登録・処理は、AIエージェント/RPAがデータ入力とシステム操作を担い、職員は結果の承認を担います。書類を電子のまま扱うことで、紙の保管や控えの送付といった保管工程もなくし、「処理はAIエージェント/RPAが担い、人はその内容を確認・承認する」体制への移行を目指します。
- 申込から保管までを一貫して再設計:特定の工程だけをAIに置き換えるのではなく、業務プロセス全体を見直します。
- 「処理はAIエージェント/RPA、確認・承認は人」への移行:データ入力やシステム操作は自動化し、職員は結果の確認・承認と特殊案件への対応に専念します。
- 福岡拠点の常駐型支援:エクサフォワード九州のコンサルタントとエンジニアが、FFGの現場に入り込んで改革を推進します。
☑ エクサウィザーズグループの役割
当社グループは、業務プロセスの可視化と変革案の立案から、AIエージェントの開発・実装、現場への定着までを一貫して支援します。支援体制を拡充し、エクサフォワード九州のコンサルタントとエンジニアが福岡を拠点にFFGの現場に入り込み、事務センター等の担当者と一体となって改革を推進します。あわせて、FFGの職員が自らAIを活用して業務改善を継続できる体制づくりも支援します。☑ 今後の展望
FFGは、AIへの業務シフトを人員・リソースの創出につなげ、人財を高付加価値な領域や成長領域へ振り向ける方針を掲げています。本取り組みは、その実現に向けたバックオフィス領域での具体策の一つです。エクサウィザーズグループは、本部業務とバックオフィスでの取り組みを土台に、FFGのAIファーストの組織変革への貢献の幅を広げてまいります。さらに、FFGとの連携のもと、本提携を通じて蓄積される当社グループのAI活用ノウハウを生かし、九州の自治体や企業のAI活用を支える取り組みについても検討してまいります。
☑ コメント
株式会社ふくおかフィナンシャルグループ DX推進本部 AI戦略グループ グループ長 鶴田 浩之当社は、生成AIをはじめとする技術・知見を有する様々な外部パートナーとのアライアンスを通じ、AIファーストの組織変革を進めています。エクサウィザーズ社とは、問い合わせ対応やドキュメントチェック、暗黙知の形式知化など、本部業務を中心にAIの活用を進めてまいりました。その中で、AIの効果を最大限に引き出すためには、個別の作業を置き換えるのではなく、業務プロセスそのものを見直す必要があることを強く認識しました。
その認識のもと、当社が進めるAIファーストの組織変革において、バックオフィスは業務をAI前提で抜本的に再設計する重要な領域の一つと位置づけています。今回のバックオフィス改革では、申込から保管までの業務を一貫して再設計します。人はAIが処理した内容の確認・承認を担い、そこで生まれた力をお客さまや地域のための業務に振り向けてまいります。福岡に拠点を置くエクサフォワード九州には、現場に深く入り込んだ伴走を期待しています。
株式会社エクサフォワード九州 代表取締役 小山 貴大
この度、FFGのバックオフィス改革に携わる機会をいただき、大変光栄に思います。事務センター等のバックオフィス業務は、金融機関の信頼を支える基盤である一方、多くの人手を要する領域でもあります。AIの効果を成果につなげるためには、技術を導入するだけでなく、規程やルールを含めた業務の在り方そのものを変える必要があります。
当社は、福岡を拠点とするコンサルタントとエンジニアがFFGの皆さまと同じ現場に立ち、改革の成果が確実に生まれるまで伴走いたします。本取り組みを起点に、FFGのAIファーストの組織変革への貢献の幅を広げるとともに、九州の自治体や企業のAI活用にも貢献してまいります。
☑ 参考:これまでの取り組み(本部業務を中心としたAI活用)
エクサウィザーズは2025年5月にFFGと業務提携を締結し、中長期の枠組みのもとでFFG全体のAI活用を推進してまいりました。2026年8月には、九州の企業のAI導入・活用を常駐型で支援する拠点としてエクサフォワード九州を設立し、福岡を拠点とする体制でFFGを支援しています。本部業務では、生成AIを活用して幅広いテーマに取り組んでおり、主な例は次のとおりです。
- 問い合わせ対応:営業店等から本部に寄せられる事務手続きや規程に関する問い合わせに対し、AIが関連資料を参照して回答案を提示する仕組みを構築。
- ドキュメントチェック:契約書や帳票等の記載内容をAIが確認し、不備や要確認箇所を抽出する仕組みを構築。
- 暗黙知の形式知化:ベテラン社員の経験や判断基準といった「暗黙知」をAIで収集・整理し、誰もが使える「形式知」のナレッジとして蓄積。
これらにより本部業務でのAI活用の有効性が確認できたため、対象をバックオフィス業務全体へ拡大します。
▼関連リリース
エクサウィザーズ、ふくおかフィナンシャルグループとAIエージェントを利活用した変革推進で業務提携(2025年5月1日付)
【エクサフォワード九州 会社概要】
会社名 :株式会社エクサフォワード九州
所在地 :福岡県福岡市博多区博多駅前2丁目3番23号 安田第3ビル2階
設立 :2026年8月
代表者 :代表取締役 小山 貴大
事業内容:常駐型AI実装サービス、および同サービスを通じて得られる知見に基づくAIエージェント技術・業務アプリケーション・ソフトウェアの研究開発
【エクサウィザーズ 会社概要】
会社名 :株式会社エクサウィザーズ(証券コード4259)
所在地 :東京都港区芝浦4丁目2-8 住友不動産三田ファーストビル5階
設立 :2016年2月
代表者 :代表取締役社長CEO 春田 真
事業内容:AIを利活用したサービス開発による産業革新と社会課題の解決
URL :https://exawizards.com/
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