OrcaRouter、エンドツーエンド暗号化推論「Orca Connect E2E」の提供を開始
配信日時: 2026-11-03 19:00:00
中継ハブはプロンプトも応答も見ない設計に。暗号学的ID検証・署名付き推論レシート・なりすまし防止・平文ログゼロに対応し、自前GPUが処理する分は無料
FlashLabs株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:細井洋一、以下「FlashLabs」)は、米国のAI研究機関Continuum AIが開発し、当社が日本市場向けに独占提供するAI推論ゲートウェイ「OrcaRouter」(AIモデルへのアクセスを1つにまとめる中継サービス)において、ローカルGPU上で動くAIモデルをセキュアな共有AI APIとして公開できる新機能「Orca Connect」(オルカ・コネクト)に、プロンプトと応答をエンドツーエンドで暗号化する「E2E暗号化推論」を追加し、提供を開始したことをお知らせします※1。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/138449/126/138449-126-bfd499b8f372ec1369ee7e2dd0184171-1200x630.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Orca Connectは、2026年10月27日に提供開始したコネクタで、Ollama、vLLM、LM Studioなど自分のマシン上で動くローカル推論ランタイムを、ポート開放や複雑なネットワーク設定なしでOrcaRouterのカタログに「local/マシン名/モデル名」として追加できます※2。今回追加したE2E暗号化推論は、このローカル推論を、中継サーバー(ハブ)がプロンプトも応答も一切見ることができない形で利用できるようにする暗号化レイヤーです※1。機能の詳細はOrca Connectのページを、セットアップ手順は公式ドキュメントをご参照ください。
主なポイント
- 中継ハブがプロンプトも応答も一切見ない、エンドツーエンド暗号化※1
- 接続先のマシン(リグ)を暗号学的ID検証で正確に確認※1
- すべてのリクエストとレスポンスが検証可能な署名付き推論レシート※1
- IDの変更を検知したら即座にブロックするなりすまし防止※1
- 平文プロンプトログはゼロ※1
- 自前GPUが処理する分は無料(ホスト型モデルが応答した場合のみ課金)※2
開発の背景
AIモデルの活用が広がる一方で、ローカル環境でモデルを動かすケース(データを外部に出したくない、コストを抑えたい、オープンウェイトモデルを試したい、など)と、クラウド上のAPIモデルを使うケースの間には「接続の壁」がありました。Orca Connectは、この壁を取り除き、ローカルとクラウドのモデルを同じAPIキー・エンドポイントで扱えるようにするために開発されました※2。
一方で、ローカル推論を外部と共有するには、接続経路上でプロンプトや応答がどう扱われるかという新たな懸念が生まれます。Orca ConnectのE2E暗号化推論は、こうしたコミュニティからの声に応え、研究者とエンジニアが「本物のプライベートAI推論」として開発したものです※1。ゼロデータ保持(データ保持なし)をさらに一歩進め、暗号学的に検証可能なエンドツーエンド暗号化推論を実現しました※1※3。
E2E暗号化推論について
E2E暗号化推論は、Orca Connectでローカルモデルを共有・利用する際の通信レイヤーに、以下の5つの仕組みを備えています※1。
- エンドツーエンド暗号化:中継ハブはプロンプトも応答も一切見ません※1
- 暗号学的ID検証:接続先のマシン(リグ)がどれかを正確に確認できます※1
- 署名付き推論レシート:すべてのリクエストとレスポンスが検証可能で、改ざんは検知されます※1
- なりすまし防止:IDの変更を検知したら即座にブロックし、何も送信しません※1
- 平文プロンプトログはゼロ:あなたのデータは常にあなたのもの※1
課金の考え方は従来どおりで、ローカルのマシンが処理したレスポンスには X-Orca-Billed: false が付き、リクエストは$0として記録されます※2。料金が発生するのは、あらかじめ指定したホスト型モデルが代わりに応答したときだけです※2。
今後の展望
OrcaRouterは、「どこでモデルが動くか」を利用者自身が選べる環境を提供してまいります。Orca ConnectのE2E暗号化推論を通じて、データの主権とプライバシーを重視する企業や開発者のニーズに、引き続き応えてまいります。
OrcaRouterについて
OrcaRouterは、米国のAI研究機関Continuum AIが開発し、FlashLabs株式会社が日本市場向けに独占提供するAI推論ゲートウェイ(AIモデルへのアクセスを1つにまとめる中継サービス)です。OpenAI互換のAPIを備え、Anthropic、OpenAI、Google Gemini、DeepSeek、Grok、Qwenなど200以上のLLM・生成AIモデルを単一のゲートウェイから利用できます。直近では、GPT-6.1 Sol、Claude Sonnet 5.5、Gemini 3.8 Flash、Grok 4.6、DeepSeek-V4.1-Flashなど、各社の最新モデルが公開後まもなくカタログに追加されています。OrcaRouterのAIモデル一覧からすべてのモデルを確認できます。
会社概要
FlashLabs株式会社
- 本社所在地:東京都千代田区一番町10番8号
- 代表取締役:細井洋一
- 設立:2023年7月
- 事業内容:AI応用研究所(Human-AI Hybridで営業・CXの自動化・自律化。OSS音声モデルChromaの開発元)
- URL:https://www.flashlabs.ai/
Continuum AI
- 「次の10年の知能システムを支える基盤インフラを開発する研究機関(米国)」
- OrcaRouterの開発・提供
- URL:https://www.continuum01.ai/
本件に関するお問い合わせ
FlashLabs株式会社 マーケティング部 小林光喜
E-mail:koki.kobayashi@myflashcloud.com
※1 Orca ConnectのE2E暗号化推論(エンドツーエンド暗号化・暗号学的ID検証・署名付き推論レシート・なりすまし防止・平文ログゼロ)は、OrcaRouter公式Xアカウント(@OrcaRouter)の発表(2026年10月30日)および日本語版公式アカウント(@OrcaRouterJP)の発表(2026年11月1日)に基づきます(2026年11月3日時点・当社確認)。「ハブはプロンプトも応答も一切見ない」を含む仕組みの説明は公式発表の表現に基づくものです。
※2 Orca Connectの機能・仕様は、OrcaRouter公式サイトのOrca Connectのページおよび公式ドキュメントに基づきます(2026年11月3日時点・当社確認)。対応ランタイム・対応エージェント・仕様は今後変更される可能性があります。
※3 「ゼロデータ保持(ZDR)を超え、暗号学的に検証可能なエンドツーエンド暗号化推論を実現」は、OrcaRouter公式Xアカウント(@OrcaRouter)の発表(2026年10月31日)に基づきます。
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