個人情報はAIに渡さない設計。AXer、DM宛名データの重複・住所不備検知リソースを提供開始
配信日時: 2026-07-15 14:10:00
数万件の宛名リストを目視で洗い出す作業をなくし、担当者が「確認・判断」に集中できる業務フローへ
株式会社アイトリガーは、マーケティングAXの実装サービス「AXer」において、DM宛名データの重複候補・住所不備を検知するデータ整備リソースの提供を、DMなど個人情報を扱う販促業務を持つ企業向けに2026年7月より開始します。2026年6月に通信教育サービスを展開する企業(社名非公開)へ先行提供し、実業務での運用が始まったことを受けての一般提供です。氏名や番地をAIに渡さない匿名化設計を採用しており、個人情報を扱うマーケティング業務そのものをAIで作り変える「マーケティングAX」の実践として提供します。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/35950/49/35950-49-e40508c9c366fe2a5b8748a2d7deb0a6-1200x630.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
数万件の宛名リストと、AIに預けられない個人情報
先行提供先である通信教育サービスを展開する企業(社名非公開)との取り組みの中で、DM施策の前工程に大きな負担があることを確認しました。数千から数万件規模、約45列におよぶ見込み顧客データからDM宛名を出力する際、同一人物と疑われる重複レコードや住所不備の特定・抜き出しに手作業の時間がかかっていたのです。
氏名の全角スペースの有無、「丁目」表記と「-」区切りといった表記の揺れは、Excelの目視確認では拾いきれません。さらに、対象は氏名・住所を含む個人情報のため、外部のクラウドサービスに気軽に預けることもできません。当社はこの制約ごと業務を設計し直す仕組みを構築し、6月の先行提供と実業務での運用を経て、本番運用に耐えると判断したため、一般提供の開始を決定しました。
AIの役割は「候補の提示」まで。個人情報は見せない
本リソースの根底にあるのは、「AIに任せるのは候補の提示までとし、判断は人が行う。そして個人情報そのものはAIに見せない」という設計思想です。この考え方のもと、DM宛名業務に次の3つの変化を実現します。
1.重複・不備の洗い出しが、目視作業から「検知結果の確認」に変わる
完全一致の照合に加え、表記揺れを吸収するファジーマッチ(あいまい一致)で0.00~1.00の類似度スコアを算出し、重複候補をグループ化して提示します。
郵便番号と都道府県の不整合、住所欄の空欄といった不備も候補として検知します。「氏名一致+郵便番号一致+住所類似」のように判定根拠を画面に表示するため、担当者は根拠を見ながら確認・判断に集中できます。
2.個人情報を守りながら、AIの判定力を使えるようになる
外部のAIを利用する場面では、送信前に氏名を記号へ置き換え、番地以下の数字をマスクし、住所の構造パターンだけを比較対象にします(匿名化処理)。
また、レコードの削除・統合をAIが実行することはなく、担当者がステータスを設定して初めてデータに反映されます。実行環境もローカル完結型から社内サーバー型まで、各社のセキュリティ要件に合わせて選定します。
3.確認したデータが、そのまま出力・販促につながる
確認済みデータから学年やエリアなどの条件で絞り込んだ宛名Excelの生成、販促メルマガHTMLの構築、施策の集計レポート作成まで、これまで人がファイルを受け渡していた工程が自動でつながります。
なお、本リソースは単体のSaaSツールとして提供するものではなく、AXerが提供するリソース(人・ツール・ノウハウ)の一部として、各社の業務フローに合わせて実装します。個人情報の取り扱いを含むセキュリティ設計の詳細は、サービスページよりお問い合わせください。
人がリストを洗うフローから、AIが候補を出し人が判断するフローへ
本リソースの提供は、単一ツールの追加ではなく、「AIと人の役割分担を先に設計してから業務に実装する」というマーケティングAXの考え方の実証です。AXerは、人・ツール・ノウハウの提供を通じて、業務フローそのものを設計・構築・運用するサービスです。
今後は、人がリストを目視で洗い出すフローから、AIが候補を提示し人が判断に集中するフローへの転換を、DM施策に限らず広げていきます。先行提供をひな型に、会員名簿や顧客データの名寄せなど同型の課題を持つ企業へ順次提供を開始します。完成されたパッケージではなく、各社の課題に合わせて組み替える前提の仕組みです。課題整理の段階からご相談いただけます。
■ AXer サービスページ
https://aitrigger.co.jp/service/axer/
■株式会社アイトリガー(AiTRIGGER Inc.)
本社:東京都新宿区西新宿6-11-3 Dタワー西新宿16階
事業内容:デジタルマーケティング支援(運用型広告・インハウス支援)、マーケティングリソース提供(MRM)、マーケティングAX事業
URL:https://aitrigger.co.jp/
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