T&E 報告書:羽田・成田、アジア太平洋地域の航空CO₂排出上位に — 日本の航空部門、ネットゼロ工程表の策定が急務
配信日時: 2026-05-15 18:20:00

(東京)- (ビジネスワイヤ) -- 日本は2050年カーボンニュートラルを国家目標として掲げている。しかし、本日公表されたデータは、航空部門における課題がいまだ大きいことを示している。東京羽田空港は2023年に1,080万トンのCO₂を排出し、世界第16位を記録した。成田空港(900万トン)と合算した東京都市圏全体の排出量は1,980万トンに上り、世界の都市圏別で第4位となった。日本全体では3,200万トンと、国別で世界第4位に位置している。
本調査は、ODI GlobalがT&E (Transport & Environment)と共同で、ICCT(国際クリーン交通委員会)のデータをもとに発表した2026 Airport Trackerに基づくものである。世界1,300空港を対象とした今回のアップデートでは、アジア太平洋地域が世界の航空CO₂排出量の32%を占め、全地域の中で最大の排出地域となったことが明らかになった。これは中南米、中東、アフリカの合計を上回る数値である。世界全体では、上位100空港が旅客航空排出量全体の約3分の2を担っており、全空港のわずか2.3%しかScope 3のネットゼロ計画を有していない。Scope 3は、空港全体の気候影響の90%以上を占める項目である。
Jude Lee (ジュード・リー)、T&Eアジア太平洋プログラム総括:「日本の航空部門の炭素排出量は世界で4位に位置している。航空部門の脱炭素化に向け、より精緻な排出量測定と透明性の高い体制を構築すべき重要な局面にある。e-fuelを中心とした持続可能な航空燃料(SAF)への投資とともに、空港・航空会社の実際の排出データを体系的に測定・報告・検証(MRV)するシステムの整備が不可欠だ。」
Sam Pickard、ODI Globalリサーチ・アソシエイト:「パリ協定以降、多くの産業が排出削減の軌道に乗り始めた一方、航空部門の排出量は増加を続けている。需要管理を含む実効性のある戦略とロードマップが早急に求められる。」
T&E website: https://www.transportenvironment.org/
添付資料:Policy Brief Airports and aviation emissions.pdf
businesswire.comでソースバージョンを見る:https://www.businesswire.com/news/home/20260515754245/ja/
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プレスリリース情報提供元:ビジネスワイヤ
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