【いのち会議】~いのち宣言をつなぐ「103のアクション」~ 第92回「人間も人工物も包みこむ地球のいのちの持続的な循環と再生のために、共生志向意欲が喚起される価値モノサシで、新たな豊かさに向かおう」
プレスリリース発表元企業:いのち会議
配信日時: 2026-03-12 17:00:00
みなさまとともにすべてのいのちが輝く世界を実現したく、ぜひお声とご協力を!
いのち会議は2025年10月11日に大阪・関西万博会場内にて「いのち宣言」および「アクションプラン集」を発表いたしました。本リリースは いのちを「しる」【宣言5-3】いのちの豊かさを見つめ直し文化や共感、自然とのつながりを測る新しい価値のものさしをつくろうへのアクションプランの1つをご紹介するものです。ご興味ございましたら、ぜひお問い合わせください。
人間も人工物も包みこむ地球のいのちの持続的な循環と再生のために、共生志向意欲が喚起される価値モノサシで、新たな豊かさに向かおう
工業社会の豊かさは、人々の暮らしを向上させる商品を、より安くつくり、より多く売って収益をあげ、人々の収入を高め、さらに新たな消費につなげるスパイラルアップの経済システムの下に実現されてきました。地球環境が育んだ多くのいのちと、そのメカニズムは、その経済システムに組み込まれ、利用され続けてきました。しかし今、システムの力は、地球のいのちの再生力を越えるほどの大きさになっています※1。だからこそ、経済システムの変革は、いのち宣言の大切な一つであり、そのために、豊かさのモノサシを替えることが必要になります。人間の成長志向意欲を、モノやカネの「量的な経済尺度」に集中させて競争するのでなく、人間も含めた地球のいのちが再生され、育ち、循環可能になるための価値モノサシで、人間の持つ共助と持続の共生志向意欲を喚起し、新たな豊かさに向かわなくてはなりません。
このような社会変革に向かうために、SINIC 理論という未来予測理論に基づく未来ダイアグラムが活用できます※2。これは、1970年の大阪・関西万博開催と同時期に、オムロン創業者立石一真らが発表したものです。今では、オムロンのみならず、若い起業家、大手企業の経営層、国や自治体の共感や活用が急増しています。
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SINIC 理論の科学・技術・社会ダイアグラム
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SINIC 理論の基本モデル
その特徴は、100万年の人類史をたどり、科学、技術、社会の相互作用の円環的関係から未来社会を予測するというものです。現在は、産業革命以降の社会発展を実現させた、モノや個の価値を重視する工業社会、情報社会から、心や集団の価値の再評価を経て、新たな豊かさを享受する「自律社会」、「自然社会」への大転換 期「最適化社会」です。自律に向かうためには、分散型ネットワーク社会や、再生による価値創造、倫理的資本主義への針路を定め、新たな価値のモノサシと経済システムづくりが必要です。
そこで、未来への変革を駆動する経済システムの両輪は「再生型経済(リジェネラティブ・エコノミー)」と「善行型経済(エシカル・キャピタリズム)」となります。
1つ目の「リジェネラティブ」※3という言葉は、サーキュラー・エコノミーやサステナビリティとの違いがわかりにくいでしょう。もともとは農業において劣化した土壌を再生し、減少した野生生物や植物種の数を回復させながら食物を生産することを指していました。そこで、材料や製品の資源循環、生態系の回復にとどまらず、社会をいのちの集合体ととらえ、さまざまないのちの劣化の再生を支える経済活動を創造しようという考え方、いのちの輝きを生かす経済として名づけられました。
2つ目の「エシカル」は、企業の目的は善行にあり、その結果、次の善行への蓄えを得るという経営観です。近江商人の「三方よし」、渋沢栄一の「論語と算盤」といった伝統的な日本の商道徳の再先端化です。哲学者マルクス・ガブリエル氏が提唱する「倫理資本主義」や、今道友信氏の「エコエティカ(生圏倫理学)」にも重なります※4。社会的起業のような善い行いをビジネスにする兆しは、よりよい未来を拓こうとする次世代の活躍の後押しに直結します。
未来世代が、そのいのちを輝かせて、よりよい社会創造に取り組めるよう、未来をたぐり寄せる経営を目指すオムロン株式会社の、さらにフロンティアとなるヒューマンルネッサンス研究所では、既に 90年代から自律分散ネットワーク社会をめざした活動や、未利用資源活用、農的価値の向上、健康寿命の延伸に取り組んできました。そして今も、新たなライドシェア、遠隔診断、健康経営への取り組みを共創型で推進しています。
いのち会議は、ヒューマンルネッサンス研究所をはじめとする組織と協働して、共生志向を喚起する新たな価値指標を開発し、いのち輝く未来を拓くことに貢献します。
【註】
※1 P. Ditlevsen and Susanne Ditlevsen(2023)Warnin of a forthcoming collapse of the Atlantic meridional overturning circulation, Nature Communications https://www.nature.com/articles/s41467-023-39810-w
※2 オムロン「未来への羅針盤「SINIC(サイニック)理論」 https://www.omron.com/jp/ja/about/corporate/vision/sinic/theory.html
※3 Earth Company「人と環境と経済が共存し共鳴し合うリジェネラティブな未来」
https://youtu.be/oZ-KyYnQhPw?feature=shared
※4 今道友信(2007)「エコエティカと文明」『千葉大学公共研究』4-2
https://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/900040690/42imamichi.pdf
本記事に関する問い合わせ先
いのち会議 事務局、大阪大学 社会ソリューションイニシアティブ(SSI)特任助教(常勤) 宮崎 貴芳(みやざき たかよし)、教授 伊藤 武志(いとう たけし)
TEL: 06-6105-6183
E-mail: ssi2@ml.office.osaka-u.ac.jp
※取材の申し込みにつきましてはお気軽にご連絡ください。
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